コケギンポ科とは? わかりやすく解説

コケギンポ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/22 16:03 UTC 版)

ギンポ亜目」の記事における「コケギンポ科」の解説

コケギンポ科 Chaenopsidae (カエノプシス科)は1386種で構成され多く南北アメリカ大陸温帯海域分布する皮弁はうなじにはなく、眼上・鼻部での有無はさまざま。体長一般に16cm未満である。 本科およびラブリソムス科所属する魚類のうち、日本近海分布するのはコケギンポ属(Neoclinus)のみである。コケギンポ属の配置に関して分類上の混乱があり、Nelson2006)ではラブリソムス科本科両方に Neoclinus を記載している。本稿では藍澤1997)の見解従いコケギンポ属を本科(Chaenopsidae)に配置し科名を「コケギンポ科」とした。 体は細長く左右に平べったく側扁する。側線もたない背鰭前部の丈が非常に高い種類がある。一部種類では、背鰭臀鰭尾鰭連続するコケギンポ属 Neoclinus Chaenopsis 属 他11

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