コイ本来の分布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 03:04 UTC 版)
もともとはユーラシア大陸が自然分布域だったが、移植によって世界の温帯・亜熱帯域に広く分布している。日本でも全国的に分布。 日本のコイは大昔に中国から移入された(史前帰化動物)と考えられ、縄文時代の貝塚からも化石が発見されている。しかし、関東平野や琵琶湖に野生のコイが分布することや、古い地層から化石も発見されていることから、日本にももともと自然分布していたが中国からの移入がありそれが広まったとされる。シーボルトの『日本動物誌』においても、Cyprinus conirostris、Cyprinus melanotus、Cyprinus haematopterus の3種が紹介されているが、学術的にさほど注目もされず今日に至っている。欧米でもドイツなどでは盛んに養殖され、食用の飼育品種も生み出されている。
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