ケルンWDR交響楽団とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ケルンWDR交響楽団の意味・解説 

ケルンWDR交響楽団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/09 08:40 UTC 版)

ドイツ公共放送連盟 > 西部ドイツ放送 > ケルンWDR交響楽団
ケルンWDR交響楽団
ヴァルラフプラッツ放送会館ドイツ語版
基本情報
原語名 WDR Sinfonieorchester Köln
出身地 ドイツ
ノルトライン=ヴェストファーレン州ケルン
ジャンル クラシック音楽
活動期間 1947年 -
公式サイト WDR Sinfonieorchester Köln
テンプレートを表示

ケルンWDR交響楽団ドイツ語: WDR Sinfonieorchester Köln)は、ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州ケルン市に本拠を置く西部ドイツ放送(WDR)所属の放送オーケストラ。旧称のケルン放送交響楽団Kölner Rundfunk-Sinfonie-Orchester)でも呼ばれる。

概要

1947年に北西ドイツ放送の開局と共に発足。1954年に北西ドイツ放送が北ドイツ放送と西部ドイツ放送に分割されたため、西部ドイツ放送の所属となった[1]

歴代の指揮者には、クリストフ・フォン・ドホナーニズデニェク・マーツァル若杉弘ガリー・ベルティーニハンス・フォンクセミヨン・ビシュコフユッカ=ペッカ・サラステらがおり、2019年からはクリスティアン・マチェラル(英語版) が首席指揮者を務めている[1]

主なレコーディングは、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の指揮者だったギュンター・ヴァントとのブルックナーシューベルト交響曲全集、ベルティーニとのマーラー交響曲全集[1]があり、最近ではビシュコフとのリヒャルト・シュトラウス歌劇『ダフネ』やショスタコーヴィチの交響曲、ルドルフ・バルシャイとのショスタコーヴィチ交響曲全集がある。

前述のように、歴代の指揮者の一人として若杉弘が名前を連ねる他、楽団員に日本人が多いのも特徴で[1]、以前にはコンサートミストレス四方恭子、首席オーボエ奏者に宮本文昭、首席コントラバス奏者に河原泰則、首席ヴィオラ奏者として村上淳一郎が在籍し、現在もコンサートミストレスとして荻原尚子が在籍している。

歴代首席指揮者

脚注

注釈・出典

  1. ^ a b c d 世界の名門オーケストラ 2020, p. 113 ケルンWDR交響楽団.
  2. ^ Ab Saison 2026/2027 Marie Jacquot wird neue Chefdirigentin des WDR Sinfonieorchesters” (ドイツ語). WDR Sinfonieorchester Köln. 2025年5月29日閲覧。

参考文献

  • ONTOMO MOOK『世界の名門オーケストラ』音楽之友社、2020年。 

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ケルンWDR交響楽団」の関連用語

ケルンWDR交響楽団のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ケルンWDR交響楽団のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのケルンWDR交響楽団 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS