グラウデンツ_(軽巡洋艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > グラウデンツ_(軽巡洋艦)の意味・解説 

グラウデンツ (軽巡洋艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 04:36 UTC 版)

竣工時のグラウデンツ

グラウデンツ (SMS Graudenz) は、ドイツ帝国海軍巡洋艦グラウデンツ級小型巡洋艦の1隻。

艦歴

1912年起工。1913年10月25日進水。1914年8月10日就役。水雷艇の嚮導艦として第4偵察群に所属。

イギリス東海岸への襲撃に参加した後、1915年1月24日にドッガー・バンク海戦に参加。1915年8月、短期間第2偵察群と共にバルト海に移った。1ヵ月後、グラウデンツは巡洋艦ピラウと共にホーンズリーフで衝突した水雷艇V1とG12の救援活動を行った。

1915年10月26日から1916年2月18日までキール工廠で改装工事が行われ、10.5cm砲の15cm砲への換装などが行われた。

1916年4月22日、触雷。水雷艇S51および巡洋艦フラウエンロープによりヴィルヘルムスハーフェンへ曳航された。この触雷のためグラウデンツはユトランド沖海戦には参加できていない。

戦後スカパ・フローに抑留はされなかったが、1920年にイタリアに引き渡された。1925年5月6日にイタリア海軍アンコーナ (Ancona) として就役。1938年解体。

参考文献

  • Gerhard Koop/Klaus-Peter Schmolke, Kleine Kreuzer 1903-1918, Bremen- bis Cöln-Klasse, Band 12 Schiffsklassen und Schiffstypen der deutschen Marine, Bernard & Graefe Verlag München, 2004, ISBN 3-7637-6252-3

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「グラウデンツ_(軽巡洋艦)」の関連用語

グラウデンツ_(軽巡洋艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



グラウデンツ_(軽巡洋艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのグラウデンツ (軽巡洋艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS