クロノツキー自然保護区とは? わかりやすく解説

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クロノツキー自然保護区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/20 04:25 UTC 版)

クロノツキー自然保護区のウゾン・カルデラ
間欠泉の谷

クロノツキー自然保護区(クロノツキーしぜんほごく、ロシア語: Кроноцкий заповедник)は、ロシア連邦カムチャツカ半島東山脈の風光明媚なクロノツキー山近くにあり、ロシア極東の自然科学の研究のために保護されている国立の「ザポヴェドニク」(厳格な自然保護区)である[1]

この保護区は1934年に設立され、現在の境界内には10,990平方キロメートルの面積が含まれている。域内で最大の湖はクロノツコエ湖で、面積は246平方キロメートル。また、ロシアで唯一の間欠泉の谷と、活火山休火山が数多くある山脈がいくつか存在する。しばしば厳しい気候と火山温泉間欠泉が混在するため、「火と氷の国」(Land of Fire and Ice)と呼ばれることが多い。一帯の植生標高により異なり、ツンドラや温帯広葉樹林などがある[2]

クロノツキー自然保護区にアクセスできるのは主に科学者であるが、年間約3,000人の観光客が、1日で700米ドル相当の料金を払ってヘリコプターで移動する。ユネスコ世界遺産に登録されている「カムチャツカの火山群」の一部となっており、1984年にユネスコの生物圏保護区に指定された[2]

脚注

関連項目

外部リンク

座標: 北緯54度55分31秒 東経160度32分25秒 / 北緯54.92528度 東経160.54028度 / 54.92528; 160.54028




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