クロスジアメフラシ属とは? わかりやすく解説

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クロスジアメフラシ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/16 22:16 UTC 版)

クロスジアメフラシ属
クロスジアメフラシ
Stylocheilus striatus
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 腹足綱 Gastropoda
階級なし : 異鰓類 Heterobanchia
階級なし : 真後鰓類 Euopisthobranchia
: アメフラシ科 Aplysiidae
: クロスジアメフラシ属 Stylocheilus
学名
Stylocheilus Gould1852

クロスジアメフラシ属(クロスジアメフラシぞく、学名: Stylocheilus)は、アメフラシ科の一つである。一部の著者らは、この属をDolabriferidae科に分類している。

クロスジアメフラシ属は以下の種を含む。

  • ヒメミドリアメフラシ Stylocheilus longicauda Quoy & Gaimard, 1824 : 青色の斑を持つレモン色のアメフラシ(かつてはStylocheilus citrinaと呼ばれていた)
    • 分布 : 熱帯を取り囲むような領域、インド太平洋
    • 色 : 明るい黄色あるいは緑色。青色がかった目玉模様がある。線はない。
    • 説明 : 本種は最も特殊化したアメフラシの一つである。浮遊した海藻上での生活に適応した長い「尾」を持つ細長い体をしている。藍藻の一種Lynghya majuscula(通称Mermaid's Hair — 人魚の髪)を餌にする。時々、大量発生し、数千匹が砂の中を鎖状になってはい歩き、"snail trail"は長さ10メートルにも達する。
  • クロスジアメフラシ Stylocheilus striatus Quoy & Gaimard, 1832
    • 分布 : 熱帯を取り囲むような領域; 潮間帯、水深30メートルまで
    • 体長 : 65 mm
    • 色 : 茶色がかった色で、青色の斑点を持つ。暗い縦線と小さな目玉模様がある。
    • 説明 : 藍藻を餌とする。邪魔されると紫色の色素を放つ。

シノニム

  • Stylocheilus citrinus (Rang, 1828): Stylocheilus longicauda (Quoy & Gaimard, 1825) のシノニム

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