クルト・エクウィルツ
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クルト・エクヴィルツ[1]またはクルト・エクウィルツ[2]（Kurt Equiluz, 1929年6月13日 - 2022年6月20日[3]）は、オーストリアのテノール歌手[4][5]。
ウィーンの生まれ。ウィーン少年合唱団のアルト・ソロで音楽の経験を積み、ウィーン音楽アカデミーでアドルフ・フォーゲルに師事。1945年からウィーン・アカデミー室内合唱団に所属した。1957年、ウィーン国立歌劇場で上演されたモーツァルトのオペラ《後宮からの誘拐》にペドリッロ役として参加し成功を収め、以降ウィーンを中心にテノール歌手として活動するようになった。
J.S.バッハの宗教曲のソリストとして、ニコラウス・アーノンクールやヘルムート・リリング等との録音でも知られる。1971年からグラーツ音楽院の声楽科教授となり、1982年には母校のウィーン国立音楽大学（旧称・ウィーン音楽アカデミー）の教授となった。
脚注
- ^ 坂本龍一、浅田彰 『J.S. Bach Ryuichi Sakamoto selection』 1巻、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社〈commmons schola〉、2008年、82-83頁。ASIN B001CCHIU0。
- ^ ハンス・ヨアヒム・シュルツェ、フリードヘルム・クルマッハー、小林義武、礒山雅 『バッハ全集』 5巻、小学館、1999年、16頁。ISBN 9784096120057。
- ^ “Kurt Equiluz mit 93 Jahren verstorben” (ドイツ語). wienerzeitung.at. (2022年6月22日) 2022年6月23日閲覧。
- ^ クルト・エクウィルツ - IMDb（英語）
- ^ Kurt Equiluz - bach-cantatas.com
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