クラッシュ・バンディクーシリーズの登場キャラクターとは? わかりやすく解説

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クラッシュ・バンディクーシリーズの登場キャラクター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/01 10:03 UTC 版)

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クラッシュ・バンディクーシリーズ > クラッシュ・バンディクーシリーズの登場キャラクター

クラッシュ・バンディクーシリーズの登場キャラクター」(クラッシュ・バンディクーシリーズのとうじょうキャラクター)では、アクティビジョン・ブリザード(日本版はセガ)が発売しているクラッシュ・バンディクーシリーズに登場するキャラクターについて解説する。

なお本稿において、 「1」は『クラッシュ・バンディクー』、 「2」は『クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲!』、 「3」は『クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周』、 「レーシング」は『クラッシュ・バンディクー レーシング』、 「カーニバル」は『クラッシュ・バンディクー カーニバル』、 「4」は『クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー』、 「アドバンス」は『[[クラッシュ・バンディクー アドバンス]』、 「アドバンス2」は『クラッシュ・バンディクー アドバンス2 ぐるぐるさいみん大パニック!?』、 「ニトロカート」は『クラッシュ・バンディクー 爆走!ニトロカート』、 「5」は『クラッシュ・バンディクー5 え〜っ クラッシュとコルテックスの野望?!?』、 「がっちゃんこ」は『クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド』、 「フェスティバル」は『クラッシュ・バンディクー フェスティバル』、 「ニトロカート3D」は『クラッシュ・バンディクー ニトロカート3D』、 「リマスター」は『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』、 「ぶっとびニトロ」は『クラッシュ・バンディクーレーシング ブッとびニトロ!』のことを指す。

登場人物

同一のキャラクターであっても、作品が変わると声優が変更されることがある。『リマスター』及び『ぶっとびニトロ』では日本版でも、掛け声などの音声は現地声優によるものが使われている。

クラッシュファミリー

クラッシュとその仲間たちの総称で、コルティックスの野望を毎回阻止している。

クラッシュ・バンディクー (Crash Bandicoot)
現地声優[1]: ブレンダン・オブライエン(『1』『2』『3』『カーニバル』『4』)、チップ・チャイナリー(『レーシング』)、スティーヴン・ブルーム(『ニトロカート』)、ジェス・ハーネル(『がっちゃんこ』『6』『7』『リマスター』『ぶっとびニトロ』)
日本版声優[1][2]: 山口勝平(『1』『3』『レーシング』『カーニバル』『4』『ニトロカート』)、石井真(『フェスティバル』)
本作の主人公である、タスマニア(正確には「オーストラリア南東の3つの島[3]」)出身のバンディクーの男の子。12月6日生まれ。具体的な年齢は不明。作中では「やった〜い」や「いっくぞ〜」など以外は意味不明な掛け声を発することが多く、会話が可能なレベルの言語を話すことはないが、『1』の説明書では彼自身の言葉でアクションの解説がなされており、その際の一人称は「オイラ」で、口癖は「なのだ」や「だぞ」。開発者によると名前の由来は、木箱をたくさん壊すことから名付けたとされる。
間抜けだが仲間想いで憎めない性格。好物はリンゴ。夢は「宇宙一のモテモテ君」で、かわいい女には目がない。妹にココがいる。
元々は凶暴な暴れん坊というだけの普通のバンディクーで、コルテックスは彼を洗脳動物のリーダーにする予定だったが、動物を洗脳する機械の異常によって善悪の価値観が逆転。元々悪者だったために逆に正義に目覚めて以来、何度もコルテックスの悪事を阻止している。運動を得意とする一方、知能は低く、それが原因で『1』の後に恋人のタウナに振られてしまい、ココの「モテモテトレーニング」を受けた結果、『2』におけるクラッシュの技が増えた。また、息継ぎが下手であるため泳ぐことが出来ず地上ステージで水に落ちると即座に溺れてミスとして扱われていたが、『3』ではスキューバダイビングをする場面がある(この時は酸素ボンベを背負っており、クラッシュが苦手な息継ぎを行う必要がないため泳ぐことができる)。
ちなみに現実のバンディクーは4足歩行であるが、クラッシュが2足歩行なのは改造によるものでは無く元々である。
アクアク (Aku Aku)
現地声優: メル・ウィンクラー(『3』『レーシング』『4』『ニトロカート』『5』)、グレッグ・イーグルス(『6』『7』『リマスター』)
日本版声優: 緒方賢一(『2』『3』『レーシング』『カーニバル』『4』『ニトロカート』『5』『リマスター』)
タスマニアの精霊。一人称は「ワシ」で、クラッシュからは「アクアク爺さん」と呼ばれることもある。
コルテックスが世界征服を行うのを阻止するため、クラッシュやココに助言したり守ったりしている。本来は決まった姿を持たず、普段は木の仮面に乗り移ってコミュニケーションをとる。『1』ではアクアクの話す言葉は字幕で表示されていたが、『2』から音声で話すようになっている。3つ集めると一定時間無敵になる。また、視界が遮られるほどの暗いステージでは、一定時間の間周りを明るくすることができる(本人曰く、若い頃は今よりもっと長く続いたとのこと)。彼の仮面は職人によって一つ一つ丁寧に作られている事実が『3』のムービーにて判明する。また『2』-『4』では何回もミスした場合、[チェックポイント]から再開すると付いてくる。『5』は再開直後毎回ついてくる。悪の精霊ウカウカとは双子の兄弟であり、同時に宿命のライバル。『5』ではウカウカと奇跡のタッグを組むが、エビルツインズにあっけなく倒されてしまった。『2』以降はときどき「チョチョイのパー」を始めとする寒いギャグを発するようになる。
タウナ・バンディクー (Tawna Bandicoot)
現地声優: デビ・デリーベリー(『リマスター』)
日本版声優: 戸田亜紀子(『フェスティバル』)
クラッシュの元恋人であるバンディクー。『1』のヒロインだったが、『2』の物語開始時点ですでに愛想が尽きてしまい、ピンストライプに乗り換えてしまっている。『4』ではクラッシュの家にタウナの写真があるあたり、クラッシュはまだ彼女に未練がある様子。『1』以降、先述の写真での出演以外は全く出番がなかったが、『フェスティバル』で操作可能キャラクターとして再登場を果たした。
ココ・バンディクー (Coco Bandicoot)
現地声優: ヴィッキー・ウィンタース(『2』)、ヒンデン・ウォルチ(『レーシング』)、デビ・デリーベリー(『4』『ニトロカート』『5』『がっちゃんこ』『6』『7』『リマスター』)
日本版声優: 池澤春菜(『2』『3』『レーシング』『カーニバル』『リマスター』)、小暮英麻(『4』『ニトロカート』『5』)、新井里美(『がっちゃんこ』)、椿理沙(『フェスティバル』)
クラッシュの妹。頭の悪い兄と違い、パソコンとネットワークを使いこなすほど頭が良い。初登場の『2』ではクラッシュに助言するだけだったが、『3』から乗り物に乗るなどして冒険に参加している。パソコンの他にカンフー映画も好んでおり、『4』では「カラテキック」や「足払い」といった技を身につけている。ニーナをライバルにしている。誕生日は5月5日。
クランチ (Crunch)
現地声優: ケビン・マイケル・リチャードソン(『4』『ニトロカート』)、クリス・ウィリアムズ(『がっちゃんこ』『6』『7』)
日本版声優: 岸祐二(『4』『ニトロカート』)、木村雅史(『がっちゃんこ』)、ふくまつ進紗(『フェスティバル』)
『4』でコルテックスが創った秘密兵器で、クラッシュを倒すためスーパーバンディクーに改造されている。ただし、自力ではエネルギーが不足しており、魔神の力を借りなければ十分に実力を発揮することが出来ない。クラッシュの破壊を目的に遺伝子操作されていたが、ラストでは善の心を取り戻しクラッシュの仲間になった。
健康に気を遣っており、毎日のトレーニングは欠かさず、健康的な食生活を送っている。豪快な性格とは裏腹に、寝るときは「チビクマちゃん」というぬいぐるみと一緒に寝ており、これが無いと寝る事ができない。
なお、初登場の『4』以外ではエネルギー不足に関する話題は登場しない。
ポーラ (Polar)
現地声優: デビ・デリーベリー(『ニトロカート』)
日本版声優: こおろぎさとみ(『レーシング』『カーニバル』)、デビ・デリーベリー(『ニトロカート』)
『2』で初登場したクラッシュの友達である白クマの子供。ポールというとても恐い父がいる。
『2』ではクラッシュを乗せて走っていたが、『レーシング』では自分がカートを乗り回すなどしている。
『5』にてクラッシュに敵対しているシーンがあるが、開発者によると『2』でクラッシュがポーラを馬乗りにしたためでその時の復讐をずっとうかがっていたからとされる(このことから、善意で乗せてもらっていた訳ではなく強引に乗っていた模様)。この時、プーラより先に2足直立をしている。
プーラ (Pura)
現地声優: ポール・グリーンバーグ(『ニトロカート』)
日本版声優: 川田妙子(『レーシング』)、谷井あすか(『フェスティバル』)
ココの友達の子供のトラ。ココが以前中国を訪れた時に迷い込んだ竹林で出会い、ココから餌をもらった結果懐いており、彼女しか背中に乗せない。
『3』ではココを乗せて走るほか、ココとエヌ・ジンの対決にも登場している(第2形態の際に、コスモココの後部に装着する追加パーツに乗っている)。また、『レーシング』では自分でカートを乗り回している。
『フェスティバル』ではズボンを穿いて、二足歩行をしている。
ベイビーT(Baby T)
『3』で登場したティラノサウルスの赤ちゃん。初対面では卵の状態で、クラッシュによって生まれ、最初に見たクラッシュのことを親と思い込み、背中に乗せてくれる。クラッシュが後に我が家に連れ込んでおり、真エンディングのクラッシュの家のシーンで端っこにいる。
ポーラやプーラと違い、『カーニバル』の後は登場していなかったが、『リマスター』に再登場し、『ぶっとびニトロ』にもレーサーで参戦した。

コルテックス軍団

ネオ・コルテックスによって結成された悪の軍団。世界征服を実現するため、それを邪魔するクラッシュ達と対立。

ネオ・コルテックス (Dr. Neo Cortex)
現地声優: ブレンダン・オブライエン(『1』)、クランシー・ブラウン(『2』『3』『レーシング』『4』『ニトロカート』)、レックス・ラング(『5』『がっちゃんこ』『6』『7』『リマスター』)
日本版声優: 飯塚昭三(『1』『2』『3』『レーシング』『カーニバル』『4』『ニトロカート』『5』『がっちゃんこ』『リマスター』)、秋元羊介(『フェスティバル』)
大きな頭と額の黒い「N」(幼少期は小文字の「n」だったことが『3』のエンディングと『5』で確認できる)がトレードマークの悪の科学者。科学界で除け者にされた恨みから世界征服を企てるが、その過程でクラッシュを正義に目覚めさせてしまい、以来何度も野望をクラッシュに阻止されている。ワガママな性格だが、ウカウカには頭が上がらない。夢はビーチでモテモテに過ごすこと。
『1』ではOP前の時点で製造した洗脳動物たちに暴走され(OPでブリオがクラッシュの洗脳を危惧しているのはこの前例から)、リパー・ルー、コアラコング、ピンストライプ3体を除き制御できておらず[3]、『2』冒頭でこれら3体とブリオにさえも離反されたことで地上に工作員が1人もいない[注 1]という悲惨な事態に陥っている。
『5』ではワルワルスクールに通っていたことが判明し、姪のニーナ・コルテックスもワルワルスクールに通っている[注 2]
開発者によれば、名前は脳の一部をあらわすコルテックス(大脳皮質、ネオ・コルティックスで「新大脳皮質」の意味。)からジョークとして名付けたとされる。
ウカウカ (Uka Uka)
現地声優: クランシー・ブラウン(『3』『レーシング』『4』『ニトロカート』)、アレックス・フェルナンデス(『5』)、ジョン・ディマジオ(『6』『7』『リマスター』)
日本版声優: 大友龍三郎(『3』『レーシング』『カーニバル』『4』『ニトロカート』『5』『リマスター』)
コルテックス側の黒幕。アクアクの双子の兄弟で、名前をはじめとして全てがアクアクと正反対の存在である(aku akuを逆さまに読むとuka uka)。世界征服を企んでおり、その邪悪さから遠い昔にアクアクにより封印された。封印されている間もコルテックスに指示を与えていたが、『2』でコルテックスの宇宙ステーションが落下し、『3』の冒頭で封印されていた神殿に直撃したことによって遂にこの世に復活した。
基本的にはアクアクとは対立しているが、『5』では、アクアクと協力して悪に挑んだ。しかし、結局エビルツインズにあっけなく倒されている
その能力はアクアクと互角で同様の術を持つようで、『3』ではアクアクと全く同じ攻撃でコルテックスと共に戦い、『レーシング』や『5』ではコルテックスらをアクアク同様に守る役目を果たしていた。目的のためなら手段は選ばないものの、基本的にコルテックスを始めとする部下に任せっきりである(『4』の冒頭で魔神を復活させたことなど、必要なら自分で動くこともある)。『カーニバル』のエンディングで、彼の願望が明らかになるが、実はイメージと裏腹に間抜けなものである。
エヌ・ジン (Dr. N. Gin)
現地声優: ブレンダン・オブライエン(『2』『3』『レーシング』)、コーリー・バートン(『4』『リマスター』)、クイントン・フリン(『ニトロカート』『5』)、ノーラン・ノース(『がっちゃんこ』『6』『7』)
日本版声優: 中田和宏(『2』『3』『レーシング』『4』『ニトロカート』『5』)、小形満(『がっちゃんこ』)、咲野俊介(『リマスター』)
『2』からニトラス・ブリオのかわりにコルテックスの参謀として登場した宇宙機械技師で、コルテックスとは学生時代からの知り合いである。過去の実験の失敗によってミサイルが頭部右側に突き刺さっており、治療のため顔の右半分を機械化している。身体能力は非力なため自力では戦わず、強力なメカに乗って何度もクラッシュに挑むが、いずれも撃破されている。
日本語版では当初は自分を「拙者」と呼び、サムライのような時代がかった口調で話していたが、『4』以降は一人称が「私」となり、サムライ口調は見られなくなり、『がっちゃんこ』では一人称は「オレ」となり乱暴な口調となっていた(またこの作品以降肌の色も土気色に変わった)。これら見た目と口調は『3段もり』で元に戻った。
タイニータイガー (Tiny Tiger)
現地声優: ブレンダン・オブライエン(『3』『レーシング』)、ジョン・ディマジオ(『ニトロカート』『リマスター』)、クリス・ウィリアムズ(『6 (Wii、X360、PS2、PSP)』『7』)、ノーラン・ノース(『6 (DS)』)
日本版声優: 立木文彦(『3』『レーシング』『カーニバル』『リマスター』)、木村雅史(『ニトロカート』)
『2』より登場したコルテックスの部下の一人で、楽観的な性格をしている。鉄の扉をブチ破る怪力の持ち主で槍攻撃を得意とするが、クラッシュ以上に知能が低く、自分のことを「タイニー」と呼ぶなど、幼稚な言動が目立つ。コルテックスの実験のせいで強引にタスマニアン・タイガーから変貌させられた過去を持つものの、コルテックスを恨んでいるような様子は無く、現在の暮らしに馴染んでいる。
ディンゴダイル (Dingodile)
現地声優: ウィリアム・フットキンス(『3』)、ドワイト・シュルツ(『ニトロカート』『5』)、ノーラン・ノース(『6 (DS)』)、フレッド・タタショア(『リマスター』)
日本版声優: 石田圭祐(『3』『レーシング』『カーニバル』『リマスター』)、飯島肇(『ニトロカート』『5』)
『3』より登場したコルテックスの部下の一人で、コルテックスの実験によりディンゴとクロコダイルを合成して作られた。粗暴な見た目や雰囲気とは裏腹に頭が切れ、焼き肉が好物。。コルテックスの部下であるはずだが、『5』ではお宝目当てにコルテックスに襲い掛かるなど、必ずしもコルテックスに忠実であるとは限らない。特殊燃料を用いる自慢の火炎放射器(『アドバンス』では水中ガン)を武器にしているが、それらの攻撃で隙が生じやすくなる。『レーシング』の最後ではバーベキュー店を開店する。
ニーナ・コルテックス (Nina Cortex)
現地声優: スーザン・サイロ(『5』)、エミー・グロス(『がっちゃんこ』『6 (Wii、X360、PS2、PSP)』『7』)、デビ・デリーベリー(『6 (DS)』)
日本版声優: こおろぎさとみ(『5』)、亀井芳子(『がっちゃんこ』)
『5』で初登場したコルテックスの姪。コルテックスの母校でもある「ワルワルスクール」に通っている。コルテックスが改造を施した両腕は、鋼鉄でできており伸縮自在。可愛い動物が好きなのだが、彼女の両腕の力が強すぎる為に何匹もの動物がペチャンコになっている。登場当初は無口だったが、10歳を過ぎた頃からひねくれてきた。『がっちゃんこ』ではレーサーとして登場。
エヌ・トロピー (Dr. Nefarious Tropy)[注 3]
現地声優: ミカエル・エンサイン(『3』『レーシング』『ニトロカート』『5』)、コーリー・バートン(『4』『リマスター』)
日本版声優: 池田勝(『3』『レーシング』『4』『リマスター』)、佐藤晴男(『ニトロカート』『5』)
『3』より登場したI.Q.1061の時間博士。子供の頃から時計に囲まれて育っており、時間を操る能力を持つほか、「タイム・ネジネジマシーン」の開発者でもあり、定期検査も彼しか出来ない。
英語を混ぜた変わった口調で話し、普段は礼儀正しい英国紳士を気取っているが、プライドが高く、同じウカウカの部下であるコルテックスとはあまり仲が良くなく、ウカウカの下でコルテックスとエヌ・トロピーで2つの派閥ができている状態となっており、『アドバンス』での失敗でウカウカの信用を失ったコルティックスに代わり、『アドバンス2』では彼が黒幕を務める。
巨大な音叉を武器にして戦うが、体が他の科学者キャラ以上に非力で、対決の際のブロック(ダイヤ)の位置操作ですぐ疲れてしまう。
時間博士という設定からか、『レーシング』、『ニトロカート』、『ぶっとびニトロ』ではタイムアタックにおける競争相手として登場し、すべてのコースで彼のタイムを抜かせば使用可能となる。
ニトラス・ブリオ (Dr. Nitrus Brio)
現地声優: ブレンダン・オブライエン(『1』『2』)、モーリス・ラマーシュ(『7』『リマスター』)
日本版声優: 小形満(『1』『2』『カーニバル』『リマスター』)
ネオ・コルテックスの元参謀。『1』では動物を進化させるエヴォルヴォレイを作り、コルテックスと共にクラッシュの島を襲って動物を捕まえ改造していった[3]。ボスキャラクターとして薬品を投げる攻撃や、自分自身への薬品投与によるパワーアップなどを行う。
『2』ではコルテックスの野望を阻止するためクラッシュと手を組み、コルテックスの宇宙船を破壊するレーザー(カラーダイヤが燃料)を開発、破壊に成功し地球を守ったが、この行動がウカウカの封印を解いてしまうことになる。
『カーニバル』ではウカウカに召集されたため、止む無くコルテックスに協力する。
『5』では名前のニトラスをエヌに短縮して登場。何故かエヌ・トロピーの部下のように扱われ、薬品を飲んでカエルのような巨体に変身した。
『Mind over Mutant』では再びコルテックスの参謀へ戻った。
研究員・作業員 (Lab Assistant)
コルテックス軍団の下っ端。タウナの救出及びパワーストーンを取得するクラッシュを邪魔するために動く。
一見すると人間のように見えるが、『3』の秘密のワープルームにて、ロボットだったことが判明。
バリエーションも豊富で、基本は研究員の姿をしているが、各ステージの雰囲気に合わせている個体もいる。
その中で1番注目されるのが『3』に登場する伝説の巨人作業員で、他に比べて巨体であるため、頭への攻撃以外が一切効かない。なお、日本版では頭が1つだが、海外版では頭が2つあることから2体分を合わせて作られたものになっており、『リマスター』では海外版をベースにしているため、頭が2つに変更されている。
リパー・ルー (Ripper Roo)
現地声優: ジェス・ハーネル(『リマスター』)
日本版声優: 鈴木勝美(『レーシング』)
コルテックスの洗脳光線を受けたカンガルー。袖を胴体に巻き付け、拘束着にしたような状態の白衣を着ている。過剰な洗脳によって正気を失っており、奇声のような笑い声を上げながら跳ね回る。
『1』ではコルテックスの部下としてクラッシュの前にボスとして立ちはだかるが、物語終了後は治療によって正気を取り戻し、大学で論文を発表できるほどの知能を身に着けた。
『2』では『1』とは打って変わって、帽子をかぶって口髭を蓄え、多数の本を読む知識人風の風貌でボスとして再登場。自身が爆弾とニトロをばらまいて戦うが、爆発に巻き込まれるとショックで再び正気を失い、元の状態に戻ってしまう。
『レーシング』でもボスキャラクター、操作可能キャラクターとして登場し、物語終了後はプロのスタントドライバーにスカウトされた。
『カーニバル』ではミニゲーム中のいわゆるお邪魔キャラクターとして登場する。
『5』では再びコルテックスの部下として登場し、『ニトロカート3D』『ニトロカート2』でも操作可能キャラクターとしての登場を果たした。
『レーシング』『5』『ニトロカート3D』では『1』での姿、『カーニバル』『ニトロカート2』では『2』での姿で登場していた。『ぶっとびニトロ』でも『2』の姿を選択できるが『レーシング』同様の性格をしている。
コアラコング (Koala Kong)
現地声優: フレッド・タタショア(『リマスター』)
コルテックスの洗脳光線を受けたコアラのボクサー[3]。「コアラコング」という名前だが、コアラとゴリラを合成したという設定は日本版のみで、PS版の『1』や海外版ではコアラに筋肉の元素を大量に注入し、ゴリラのような筋肉質の体を手に入れたものとなっており、ゴリラの要素は無い。
重い岩を軽々と投げる驚異的な怪力の持ち主。『1』ではボスキャラクターとして登場し、クラッシュとの対決に臨んだ。その後、映画俳優としてデビューし、3分映画に出演するだけで島を購入できるほどの悪役人気俳優となった。
『カーニバル』では操作可能キャラクターとして再登場。映画の撮影中にウカウカに呼び込まれた。
ピンストライプ (Pinstripe Potoroo)
現地声優: ブレンダン・オブライエン(『レーシング』)、ジェス・ハーネル(『リマスター』)
日本版声優: 山路和弘(『レーシング』)、吉野貴宏(『フェスティバル』)
コルテックスの洗脳光線を受けたポトルー(ネズミカンガルーの事)で、頭脳明晰で忠実なコルテックスの最高傑作[3]。スタイル抜群で赤いスーツに身を包んでいる。普段はクールだが、愛用のトンプソン・サブマシンガンを持つとひたすら乱射する危険な性格。
『1』ではボスキャラクターとして登場し、クラッシュとの対決に臨んだ。『1』の物語終了後はあこがれの町であったアメリカのシカゴに移り住み、後にタウナが彼を追いかけてくる。ただし銃規制によってマシンガンを撃てないことに不満を持っている。
『レーシング』でもボスキャラクターとして登場した。『フェスティバル』でも操作可能キャラクターとして再登場。
コモド・ジョー、コモド・モー(Komodo Joe、Komodo Moo)
現地声優: フレッド・タタショア(『リマスター』)
日本版声優: 高木渉(コモド・ジョー)(『レーシング』)
コルテックスの洗脳光線を受けたコモドドラゴンの兄弟。『2』でボスキャラクターとして、息の合った剣術でクラッシュを苦しめた。
兄のジョーは頭が良く剣術に長けており、弟のモーは力自慢でのんびり屋。兄弟共に、喋る時は「さ行」の発音だけが大げさ。
『レーシング』ではジョーのみ、ボスキャラクターとして登場している。
リラ・ルー (Rilla Roo)
日本版声優: 小形満(『カーニバル』)
ゴリラとカンガルーが合体したキャラクター。商売上手で、日本版では関西弁。ニトラス・ブリオがリパー・ルーの遺伝子から作り出したらしい。
他の軍団員とは違い、『5』の悪役集合シーンに登場しなかったが、『ぶっとびニトロ』でレーサーとして参戦。しかし、顔のスキンが不評だったため、より『カーニバル』のスキンに近づいた『リラ・ルーV2』が別キャラとして登場した。
メガミックス(Mega Mix)
『アドバンス』で「わくせいミニミニマシーン」の暴走に巻き込まれたコルティックス、ジン、タイニー、ディンゴが合成された姿。顔の左半分がコルティックスで右半分がジン、上半身がタイニー、下半身がディンゴという形になっている。
ネオ・コルティックス戦の後、条件が揃った際に真のラスボスとして、クラッシュを追いかける。
一切の攻撃が効かないため、クラッシュは障害物を乗り越えて、ゴールに向かわなければならない。
真エンディングでは、クラッシュを取り逃した後に脱出ポッドに乗るが、映し出された際にそれぞれ元の姿に戻っている。
エヌ・トランス (N. Trance)
現地声優: トム・ボードン(『ニトロカート』)
日本版声優: 佐藤せつじ(『ニトロカート』)
エヌ・トロピーの部下の催眠術師で、「-ランス」という話し方をする。タマゴの形をした頭部に機械の胴体の姿をしており、本人は自身の姿を気にしており、指摘すると激怒するが、時折それをネタにして自分で言っていることがある。
『アドバンス2』ではエヌ・トロピーの命令でクラッシュたちを洗脳したが、肝心のクラッシュを洗脳しなかった(ニセクラッシュをクラッシュと思い込んだ)せいで、彼によって洗脳が解かれてしまった。
『ニトロカート』では自らリーダーを務め、ディンゴダイル、ポーラ、プーラを洗脳してチームメイトにしている。
ウォーラス (Walrus)
日本版声優: 飯島肇(『5』)
コックの恰好をしたセイウチ。クラッシュを調理しようと襲い掛かってくる。『5』における追いかけられステージの内の一つを担当しており、絶対に倒せない。

エイリアンレーサー

所謂、地球以外で生息する宇宙人のレーサー。『ニトロカート』及び『ぶっとびニトロ』では、アクアクとウカウカの位置にある『ベロ』が彼らのお助けキャラとなっている。

エヌ・オキサイド (Nitros Oxide)[注 4]
現地声優: クイントン・フリン(『ニトロカート』)
日本版声優: 滝口順平(『レーシング』)、茶風林(『ニトロカート』)
『レーシング』のラスボスで、ガスの惑星『ガスモキシア』から来たエイリアン。一人称は「オレ様チャン」。
「宇宙最速」の称号を持ち、3度のメシよりレースが好きなスピード狂で、四本足でのタップダンスが得意。今まで目をつけた星に称号を賭けて、レース勝負を挑んでは勝利し、その星の文明を滅ぼしてきた。
地球における賭けでは、クラッシュ達が勝利した場合、2度と地球には来ないことを約束(後に『5』にて破る)。自身が勝利した場合、地面を真っ平にして、自身が集めてきたクルマ専用の駐車場を建設し、クラッシュ達を車を整備する奴隷にしようとしていた。
『レーシング』の最後に地球代表のレーサーに敗れ、「宇宙で2番目に最速」に転落してしまう。敗れた後は故郷の惑星に逃げ帰り、しばらく落ち込んでいたが、その後立ち直り、その速さを活かしてスペース・パトロールをしている。『カーニバル』では逆襲のために現れ再びラストボスになる。その後、『ニトロカート』のギャラクシーレースでクラッシュたちと再会した。
ザム、ゼム (Zam、Zem)
日本版声優: 高戸靖広(ゼム)(『ニトロカート』)
ギャラクシーレースでオキサイドのチームメイトを務めるエイリアン。
サムはあまり知能が発達しておらず、鳴き声や座り方が犬と似ており、言葉を話すことができない。
ゼムは巨体で、レース中にゲップをするなど下品である。
クランク
日本版声優: 廣田行生(『ニトロカート』)
テラの代表レーサー。
田舎者っぽいしゃべり方をする原住民で、地球がテラの真似をしたと言い放ちクラッシュたちをライバル視している。クラッシュチームで勝利した後、「実はオラたちが地球を真似した」と白状していた。
コルティックスチームの真エンディングで彼の一族が登場し、手違いでテラに来てしまったコルティックスたちを神と称えた。
ナッシュ
日本版声優:真殿光昭(『ニトロカート』)
バリンの代表レーサー。
レースをするために作られたサイボーグザメで、一度も寝たことがないせいかかなり短気だが、クラッシュチームで勝利後、ココにより人工知能を弄られたことで初めて眠った。
『ぶっとびニトロ』の「ゆきふり メテオきょうこく」にて、彼の同族が観戦している。
ノーム
日本版声優: 後藤哲夫(ビッグ・ノーム)(『ニトロカート』)
フェノミナの代表レーサー。
レースよりも本を読むのが好きな無口な悪魔だが、ベロから「レースの鬼」と称されるほどの実力者。
レースになるとアメーバ状になって、本体(リトル・ノーム)と分身(ビッグ・ノーム)に分裂する。
ビッグ・ノームは傲慢な性格ながらも積極的で、リトル・ノームを『相棒』と呼ぶ。コルティックス達から「ピエロ」「パントマイム」と馬鹿にされている。
クラッシュたちに負けた後は元に戻り、ベロに罰として本を没収される。
『ぶっとびニトロ』の「あめの スカイサーキット」にて、彼と酷似している銅像が妨害役として出ている。
ギアリー
日本版声優:岩崎ひろし(『ニトロカート』)
テクニーの代表レーサー。
オカマ口調でしゃべる最新税のロボット。掃除が好きで、レース前に周囲だけでなくクラッシュの体も綺麗にしており、彼と闘う「こちら ロボットよこちょう」でも掃除用ロボットを引き連れている。
目の色は普段は緑だが、レースになると赤色に変わる。
クラッシュたちに負けたあと、ベロに罰としてコロシアム全体の掃除を命じられた。
ベロ皇帝27世
日本版声優:佐藤晴男(偽物)、宮田幸季(本物)(『ニトロカート』)
ギャラクシーレースの主催者で、姿は他の同族たちよりかなり大きい。
当初は顔だけのホログラムで現れ、実際にクラッシュの目の前に登場するのは最終戦のみで、側近の部下と共に『ギャラクシーハイウェイ』でクラッシュ達と対決。
真エンディングにて、姿は機械で出来た偽物であり、実際は同族同様のサイズだった。
本物は隠しレーサー及びタイムアタックのゴーストとしても登場しており、その性能は同作のキャラクター達の中で1番上。

ボン・クラッチ モーターワールド

ボン・クラッチが所有する遊園地。変わったアトラクションが楽しめるテーマパークだが、料金は高く、従業員の扱いも雑にしているため、全体面では不評である。

エベニーザー・ボン・クラッチ (Ebenezer Von Clutch)
日本版声優: 大竹宏(『がっちゃんこ』)
ヘンテコなテーマパーク、ボン・クラッチモーターワールドのオーナー。サイボーグであり、自分の命の源である「ブラックパワーダイヤ」が盗まれてしまい、クラッシュ達に探させていた。モーターワールドのアトラクションなどでお客が困るのを見て楽しむのが趣味。
パサディーナ・オポッサム (Pasadena Opossum)
日本版声優: 松久保いほ(『がっちゃんこ』)
ボン・クラッチの忠実な部下。レースで味わう危険な刺激が大好きな女レーサーで、どんな過酷なレースにも挑戦する。
ウィリー・ワンパ・チークス (Willie Wumpa Cheeks)
日本版声優: 船木真人(『がっちゃんこ』)
モーターワールドのマスコットである、リンゴと人間を合成させて生まれた不気味な生き物で、リンゴ汁を売っている。
実はボン・クラッチのブラックパワーダイヤを盗んだ犯人で、最後にはコルテックスのマシンのレーザーで、ドロドロに溶かされた。ブラックパワーダイヤを盗んだ理由は語られることがなく、不明である。
チック・ギザード・リップ、スチュー (Chick Gizzard Lips、Stew)
日本版声優: 高橋圭一(チック)、 姫野惠二(スチュー)(『がっちゃんこ』)
ベテランスポーツキャスターのニワトリコンビ。モーターワールドで行われる、パーク権利争奪戦を中継することになった。チックは穏やかな性格ながらも、「〇〇中毒のみなさん、起きやがれ」とかなり毒舌。スチューはハイテンションで喋りまくり、カメラに写っていない一瞬の間に服装を変えるという早着替えの特技があり、登場するたびに服装が変わっている。怖い奥さんがいるらしい。『ブッとびニトロ』では「グランプリ」の解説役を務め、自分たちもレーサーとして参戦する。
ドローン (Park Drones)
日本版声優: 黒田崇矢安斉一博櫛田泰道 他(『がっちゃんこ』)
モーターワールドの作業員。ガスマスクをしている。パークのあちこちでパワーストーンやコスチュームを売っている。全員お金の為に嫌々働いているらしい。

その他のキャラクター

何処の陣営にも所属しないキャラクター達を指す。

パプパプ (Papu Papu)
現地声優: ミカエル・ゴーレム(『レーシング』)、ドワイト・シュルツ(『5』『リマスター』)
日本版声優: 島香裕(『レーシング』)
原住民の長で、かなり太っている。悪人ではない(『1』の取扱説明書でも「コルティックス一味とは違うぞよ」と明記)が、『1』『5』ではクラッシュをコルテックスの手下と思い込み襲ってきた。槍攻撃が得意で、魔術を使うこともできる。『レーシング』『カーニバル』でもボスキャラクターとして登場。『レーシング』では語尾に「 - パプ」とつけてしゃべる。
グリン (Penta Penguin)
日本版声優: 神代知衣(『レーシング』)
『2』などでザコキャラクターとして登場したペンギン。『レーシング』にも操作可能キャラクターとして登場するが、『月刊コロコロコミック』での懸賞賞品だったために通常プレイで使用することは不可能。そのためにエンディングのスタッフロールにもその名前は書かれていない[注 5]
非常に特殊な条件で解禁できたキャラクターなために性能は全ての面において全キャラクターより上位になっている。
現在ではコマンドを入力することによって解禁できることが明かされている。
漫画版では、『ペン太』という関西弁で商売上手なキャラが『レーシング』のグリンと姿が酷似しており、登場したのも先であるため、海外では『Penta Penguin』と表記されている。
ニセクラッシュ (Fake Crash)
現地声優: ドワイト・シュルツ(『ニトロカート』)
日本版声優: 山口勝平(『レーシング』『カーニバル』『ニトロカート』)、石井真(『フェスティバル』)
『3』にて初登場した[注 6]、太い眉と出っ歯が特徴のクラッシュの偽者。隠れキャラクターとしてこっそり出演することが多く、条件を満たすと特定のステージのどこかで「ニセクラダンス」という踊りをひたすら踊っている。本物のクラッシュをライバル視しており、『レーシング』の隠しムービーでは打倒クラッシュのために努力する姿を観ることができる。
『アドバンス2』では本格的にストーリーに関わる。本物と間違われて攫われてしまい、エヌ・トランスに洗脳され、ボスとして登場する。倒した後は洗脳を解いてもらったことをきっかけに協力するようになり、『ニトロカート』ではチームメイトとして加わる。
レースクイーン(イザベラ、メグミ、エイミー、エリザベス)(Isabella、Megumi、Ami、Liz)
『レーシング』で登場するバンディクー。優勝したキャラクターを表彰式で紹介する役目を担い、キャラクターごとに紹介するレースクイーンは決まっている。
イザベラは、今度は自身がレーサーになろうと参加を意気込む。また、タウナに近い容姿をしていた(海外版では同一人物)ため、続編の『カーニバル』のクラッシュのエンディングの1枚写真に登場した。
メグミは、コルティックスから携帯電話の番号をしつこく聞かれたことを告白。
エイミーは、タイニーの映画に出演することを宣伝。また、これを機に女優を目指そうとしている。
エリザベスは、ポーラやプーラみたいなペットを飼おうとしている。
『ぶっとびニトロ』では、表彰式で紹介する役目が廃止されたため、全員がレーサーとして、タウナと共に参戦した。
魔神(地の魔神、水の魔神、火の魔神、風の魔神) (Rok-Ko、Wa-Wa、Py-Ro、Lo-Lo)
現地声優: トム・ウィルソン(地の魔神)、 R・リー・アーメイ(水の魔神)、マーク・ハミル(火の魔神)、ジェス・ハーネル(風の魔神)(『4』)
日本版声優: くわはら利晃(地の魔神)、山口勝平(水の魔神)、清水敏孝(火の魔神)、池田勝(風の魔神)(『4』)
ウカウカによって復活を果たした4体の魔神。かつての自然災害を引き起こしたため、ウカウカと同じく封印されていた。クランチに憑依する形でボスキャラクターとして登場。
地の魔神の本名はロッコで、語尾に「-ばい」を付けて話す。水の魔神の本名はワワで、説教臭い頑固者。火の魔神の本名はパイロで、魔神の中でリーダー的な存在であり、最も凶暴な性格をしている。風の魔神の本名はロロで、女性的な口調で話すひょうきん者。
エビル・ツインズ(兄ビクター、弟モーリッツ)(The Evil Twins)
日本版声優: 辻親八(ビクター)、佐藤せつじ(モーリッツ)(『5』)
知能が発達した双子のオウム。かつての因縁から、コルテックスに深い恨みを持っている。
無限次元の支配者で、巨大なメカに乗って対決を挑んできたが、クラッシュ、コルテックス、ニーナの前に敗れる。その後逃亡するものの、エビルクラッシュの家に迷い込んでしまい、エビルクラッシュに食べられるという悲惨な結末を迎えた。
コルテックスに恨みは抱いているものの、かなり育ちが良かったためか、コルテックスの言葉に逆らえない面がある。
アーネスト・エミュー (Ernest Emu)
日本版声優: 佐藤晴男(『5』)
農業を営んでいるエミュー。クラッシュにパワークリスタルを報酬に害虫駆除を依頼するが、コルテックスに撃たれ、パワークリスタルを奪われてしまう(なお、ステージを進むには結局害虫駆除を行う必要があるため、依頼は達成することになる)。
マダム・アンバリー (Madame Amberly)
日本版声優: すずき紀子(『5』)
『5』に登場する、ワルワルスクールの校長
コルテックスが在籍していた当時から校長だったらしく、母校に戻ってきたコルテックスを見て「大きくなった」と話すが、理容師になったと思い込んでおり、本人から科学者になったと聞かれた途端に「生意気」と返し、お仕置きとばかりにコルティックスに襲い掛かる。
ワイヤーでぶら下がり、電撃攻撃や鈴攻撃を得意とする。
エビルクラッシュ (Evil Crash)
『5』に登場する、十次元に住む悪のクラッシュ。餌を求めて無差別に襲い掛かる、かなり凶暴な性格で、ニセクラッシュとはまた別の存在である。物語後半にて十次元への到着と同時に登場し、ニーナを誘拐した。
実は一軒家に住んでおり(家具なども置かれており、破壊された跡も見られない)、エンディングでは自宅に迷い込んできたエビル・ツインズを捕食している。
なお、このクラッシュにココに相当する身内がいるかどうかは全く説明が無く不明。
ビスカント・デビル (Viscount Devil)
『フェスティバル』に登場する、大金持ちのタスマニアン・デビル。クラッシュたちを騙してスーパービッグパワーストーンを探させた。
ヤヤ・パンダ (Yaya Panda)
『ニトロカート3D』に登場する、カンフーのパンダ。続編の『ニトロカート2』にも登場。オキサイドとコルティックスの計画により危機が迫った中国を救うべくレース大会に参加した。
ハスティ(Hasty)
『ぶっとびニトロ』に登場する、レーサーのトナカイ。元々はレーシングの没キャラをベースに現在の形で登場させたキャラクター。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ エヌ・ジンのセリフより。
  2. ^ ちなみに一度誤って娘と呼ぶ(すぐ訂正するが)場面があり、その溺愛ぶりがうかがえる。
  3. ^ 本名はネファリアス・トロピー。
  4. ^ 本名は二トラス・オキサイド。
  5. ^ 「???」で表示されている。
  6. ^ 『月刊コロコロコミック』で連載された『クラッシュバンディクー ダンス!でジャンプ!な大冒険』でコルテックスの変装姿で先に登場している。

出典

  1. ^ a b 『5』では音声なし。
  2. ^ 『2』『がっちゃんこ』『リマスター』『ぶっとびニトロ』では現地声優による音声を使用。ただし『2』のクレジットには山口の名前が記載されている。
  3. ^ a b c d e PS版「クラッシュ・バンディグー」取扱説明書の記述より

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