クマル酸
クマリン酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/26 05:30 UTC 版)
クマリン酸 | |
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6-Oxopyran-3-carboxylic acid |
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別称
Cumalic acid; 2-Oxo-2H-pyran-5-carboxylic acid
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識別情報 | |
3D model (JSmol)
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ECHA InfoCard | 100.007.182 |
PubChem CID
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UNII | |
CompTox Dashboard (EPA)
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特性 | |
化学式 | C6H4O4 |
モル質量 | 140.09 g mol−1 |
融点 | 210 °C, 483 K, 410 °F |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
クマリン酸(Coumalic acid)は、2-ピロン誘導体の有機化合物であり、化学式はC6H4O4で表される。融点は約210℃。
類似した名称の化学物質として、日本語での表記が同じクマリン酸(coumarinic acid)[1]や、英語の綴りが(coumaric acid)であるクマル酸はいずれもケイヒ酸のベンゼン環が1つヒドロキシ基に置換されたものであり、全く異なる物質である。
合成
研究室内では、発煙硫酸中、リンゴ酸の自己縮合により得られる[2]。
出典
- ^ “KEGG COMPOUND: C05838”. www.genome.jp. 2025年6月26日閲覧。
- ^ Richard H. Wiley and Newton R. Smith (1963). “Coumalic acid”. Organic Syntheses (英語).; Collective Volume, vol. 4, p. 201
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