クト・テムル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/19 03:45 UTC 版)
「アルスラン (アスト部)」の記事における「クト・テムル」の解説
クルトダの息子で、クビライの曾孫カイシャンに仕えた。1298年、カイドゥ・ウルスに属するドゥア軍の奇襲を受けて寧王ココチュの軍勢が敗走するとカイシャンが代わりの司令官として抜擢され、クト・テムルもカイシャンの指揮の下でカイドゥ・ウルスとの戦いで功績を挙げた。カイシャンが即位した1308年(至大元年)、クト・テムルは宣武将軍・左衛阿速親軍副都指揮使の地位を授けられたが、カイシャンが崩御した1311年(至大4年)に後を追うように亡くなった。
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