クサマサビカミキリ
和名 | クサマサビカミキリ | ||
学名 | Pterolophia kusamai Hasegawa et Makihara 1999 | ||
名称由来 | |||
分布 | 小笠原諸島(父島) | ||
寄生植物 | 未知 | ||
標本処理 | 亜硫酸? 酢酸エチル? | ||
length | 11.8mm | 同定のヒント | 幼虫 |
長谷川道明・槙原 寛:小笠原諸島から発見されたサビカミキリ属の1新種。
森林総合研究所と環境庁が共催する「小笠原森林生態系の修復・管理技術に関する研究」
の一環として行われた調査によって、父島から発見され、クサマサビカミキリと記載。
本種は、1996年に槙原によって、半枯れ状態となったモクタチバナの枝により採集された。
暗い赤褐色で、上翅にやや不明瞭な黒色の傾帯をもつ種で、
台湾に産するP.(P)obscura SCHWARZER,1925に比較的よく似ているが、
体形や翅端部に黄褐色の紋を欠くことから区別は容易である。
父島産(2006.6.17)撮影及び採集:鈴木正雄氏
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