ギャロッピンググース5号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/26 07:31 UTC 版)
「デュランゴ・アンド・シルバートン狭軌鉄道」の記事における「ギャロッピンググース5号」の解説
ギャロッピンググース5号は、リオグランデ・サザン鉄道によって製造され、1933年6月8日から運行された。1928年製のピアース・アロー (Pierce-Arrow) リムジンの車体と走行装置を元に造られている。1946年から1947年にかけて、第二次世界大戦の余り物であるGMC製トラック用ガソリンエンジンとウェイン社 (Wayne Corporation) 製のスクールバスの車体を用いて改造された。1950年に貨物・郵便室が改造されて、観光客を20人さらに乗せられるようになった。リオグランデ・サザン鉄道が1953年に廃止された後、ギャロッピンググース5号はコロラド州ドロレス (Dolores) で保管されていた。ギャロッピンググース5号は、ドロレスのギャロッピンググース歴史協会 (Galloping Goose Historical Society) により1998年に完全に復元され走行可能な状態となった。デュランゴ・アンド・シルバートン狭軌鉄道やカンブレス・アンド・トルテック・シーニック鉄道を訪問して走行している。
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