キヌアミグモ C. exanthematica (Doleschall)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/01 03:36 UTC 版)
「スズミグモ」の記事における「キヌアミグモ C. exanthematica (Doleschall)」の解説
キヌアミグモははるかに小型のクモで、体長は雌で9mm、雄は3mm程にしかならない。全身が黄褐色(まれに褐色)、腹部は前が幅広い台形で、後端は2つに割れる。低木の枝先に10cm程の差し渡しの網を張る。網は水平かやや受け皿型の幕を上下の糸で支えた形で、やはり幕の部分は格子状の糸で構成される。絹網グモの名はそこから名付けられた。本州南部以南に分布。紀伊半島ではミカン畑の防風林のイヌマキの枝先に多く見られたが、昭和の末ころよりあまり見かけなくなった。
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