カーボンリサイクルCO2地熱発電技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:48 UTC 版)
「地熱発電」の記事における「カーボンリサイクルCO2地熱発電技術」の解説
水の代わりにCO2を使う技術である。高温状態にあるが熱水量が不足しているために、従来技術では地熱発電に適用できなかった地熱貯留層に、CO2を圧入し、高温により超臨界状態となったCO2を回収し発電することができる技術である。また、地下に送り込まれたCO2の一部は炭酸塩鉱物などとして固定されるため、カーボンニュートラルへの貢献も期待できるとされる。この技術はJOGMECが行う地熱発電技術研究開発事業において、大成建設と地熱技術開発株式会社が共同で開発中である。
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