カルバペネム耐性腸内細菌
別名:カルバペネム耐性菌、Carbapenem-Resistant Enterobacteriaceae
カルバペネム系抗生物質への耐性を持つ細菌。大腸菌、肺炎桿菌などの複数種類の細菌が、カルバペネム耐性腸内細菌になり得る。
カルバペネム系抗生物質は抗菌薬として最も効果の強い抗生物質の一つとして知られる。これに耐性を持つ菌に感染すると、治療が困難になる可能性が高まり、死に至る危険性も高くなる。
国立感染症研究所によれば、カルバペネム耐性腸内細菌が発見された場合の対応方法は確立されておらず、まずは他への感染を予防するための措置を講じることが最重要とされている。
関連サイト:
米国CDCが警告を発したカルバペネム耐性腸内細菌(CRE)に関するQ&A - 国立感染症研究所
薬剤耐性菌研究会
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