オールディーズの普及
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:10 UTC 版)
「キャロル (バンド)」の記事における「オールディーズの普及」の解説
当時、アメリカとか英国では、"ロックンロール・リバイバル"(Rock and roll revival)が叫ばれていたが、日本で形として現したのはキャロルが最初。キャロルのファーストアルバム『ルイジアンナ』(1973年3月25日発売)に収録された「ジョニー・B.グッド」は、ロックンロールのスタンダード・ナンバーであるが、当時はまだ、日本で知られていなかった。キャロルがライブで当時この曲を演奏すると、キャロルのオリジナル曲と思った人が多かった。キャロルの演奏によって「ジョニー・B.グッド」は日本で最もメジャーなロックンロールとなった。この曲はタイトルにジョニーと付いているため、以前からジョニー大倉が歌っていたという。「ジョニー・B.グッド」だけでなく、キャロルのファーストアルバムに収録された英語曲の多くが、キャロルのオリジナルと勘違いされた。オールディーズの普及は、アメリカ映画『アメリカン・グラフィティ』の影響が大きいとされるが、同作が日本で公開されたのは、1974年12月21日である。
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