オーブン陶土とは? わかりやすく解説

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オーブン陶土

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/28 22:45 UTC 版)

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オーブン陶土(オーブンとうど)とは、160℃から190℃程度の温度域で焼成できる低温度硬化型粘土のことである。オーブン陶土を用いた作品製作をオーブン陶芸と呼ぶこともある。

通常カオリナイトモンモリロナイトを主体とする粘土を用いた陶器の焼成には1100℃から1300℃程度の高温が必要であるが、オーブン陶土は陶土樹脂コーンスターチを配合してあり、160℃から190℃程度の温度域で焼くと繋ぎ剤である樹脂やコーンスターチが土を繋いで硬化する。

オーブン電子レンジや温度調節のできる電気オーブン、ガスオーブンなどで焼くことができる。また、特に耐火レンガを用いずとも、木材と建築用の断熱材(グラスウールなど)やニクロム線などを用いることで任意形状の炉を製作することが可能である。

オーブン陶土は瀬戸製土(愛知県瀬戸市)で製造されている。

参考文献

  • 『暮らしを楽しむオーブン陶芸』雄鷄社、2006年6月。ISBN 4277430856
  • 伊藤珠子、酒井智子、関田寿子、倉田てる子『オーブン陶芸—キッチンで焼ける、わたしだけの器』誠文堂新光社、2008年5月。 ISBN 4416808224



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