オーキッド・テクノロジーとは? わかりやすく解説

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オーキッド・テクノロジー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/09 05:29 UTC 版)

オーキッド・テクノロジー
Orchid Technology
種類 非公開会社
略称 Orchid
本社所在地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州フリーモント
設立 1982年
業種 ハードウェア
事業内容 パーソナルコンピュータ周辺機器の設計・製造・販売
特記事項:1994年にマイクロニクス・コンピューターズに吸収合併され、さらに1998年にダイアモンド・マルチメディア英語版に吸収合併された。
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ProDesigner IIs (Tseng Labs ET4000AX)

オーキッド・テクノロジー英語: Orchid Technology)はかつて米国に存在したコンピュータ周辺機器メーカー。

Apple IIPC/AT互換機向けのアドオン拡張カードの設計・製造・販売を行った。

同社のもともとの主力製品はIBM PC互換機用の1Mbps LANカードPCNet Cardであった[1]。LAN(Local Area Networking)の頭文字はベトナム語ラン英語: Orchid)を指し、これが社名の由来である。

この製品を成功させた後、同社は8018680286プロセッサーを搭載したPC TurboTinyTurboTurboVGAを代表とする高性能アドインカードを手がけるようになった。1987年から1994年にかけて、様々なメモリビデオカードが発売された。

1988年、オーキッドは特権システム事業部でバックプレーンマザーボードの設計および販売を始めた[2]。しかし、マイクロニクス・コンピューターズ(Micronics Computers)、ミレックス(Mylex)、アメリカン・メガトレンド英語版といった、産業分野で旧来からブランドを持つマザーボードメーカーとの激しい競争にさらされて、市場シェアを獲得することができなかった。

1994年8月、同社はマザーボードメーカーのマイクロニクス・コンピューターに買収された[3]。オーキッドはRighteous 3DFahrenheit Video3DおよびKelvin 64グラフィックアクセラレータでも知られる。同社はSoundWave 32GameWave 32およびデジタルキャプチャ・再生システムのVidiolaシリーズといったマルチメディア製品も製造していた。

脚注

出典

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