オレステースの子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 17:13 UTC 版)
このティーサメノスは、スパルタとアルゴスを支配したオレステースとヘルミオネーの子。ペンティロスと異母兄弟。コメーテース、ダイメネース、スパルトーン、テリス、レオントメネースの父。 ティーサメノスの時代にヘーラクレイダイがペロポネーソス半島に帰還を果たしたとされる。その際、ティーサメノスはアルゴリス地方のテーメニオンに拠点を築いたテーメノスと交戦したが、最終的にスパルタとアルゴスから退去し、アカイア人を率いてアカイア地方に移った。しかし土地に住むイオーニア人の反発を受けて戦いとなり、戦死した。ティーサメノスの遺体はアカイア人が戦争に勝利したのちヘリケー(英語版)に埋葬されたと伝えられている。なお、アポロドーロスはティーサメノスはヘーラクレイダイに殺されたとしている。 先代: オレステース スパルタ王(神話時代) 次代: アリストデーモス 先代: オレステース アルゴス王(神話時代) 次代: テーメノス
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