オトゥムフーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > オトゥムフーの意味・解説 

オニャンコポン

(オトゥムフー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 07:37 UTC 版)

オニャンコポン(Onyankopon、偉大な者の意[1]; アカン語: Onyankopɔn)は西アフリカガーナアシャンティ人英語版に伝わるであり、天空神[2]である。


  1. ^ アシャンティ人はアカン語族の中の比較的大きなグループを形作っている。
  2. ^ ニャメのストーリーとして語られることもある[10]
  3. ^ すべての人はオニャンコポンと直接つながっている(Obi kwan nsi obi kwan mu)、わざわざ空に子供を見せなくともオニャンコポンはすべて見ている
  4. ^ 表記の揺れも含め同一視されることのある神の名はオニャンコポン(唯一偉大な者、Onayankopon、Onyankopong)[6][8]、ニヤンコポン(Nyankopon)[15][8]、ニアンクポン(Nyankupon)[16]、トウィドゥアンポン(信頼に足る者、Tweaduampon)[6]、ボレボレ(万物の創造者、Bore-bore)[6][1]、オトゥムフー(強力な者、Otumfoo)[6][1]、オドマンコマ(あるいはオトマンコマ、永遠の者、Odomankoma)[6][1]、オドウマクマ[17]、アナンセ・コクロコ(偉大な賢い蜘蛛、Ananse Koroko)[6][1]、オニャンコポン・クワメ(土曜日に現れる偉大な者、Onyankopon Kwame)[6][1][8]、オニャメ(Onyame)[18]、オニヤメ・パンイン[17]、アナンシ・クロコン[17]
  5. ^ 両性具有とされる場合もある[7][20]
  1. ^ a b c d e f g h コットレル、左近司他訳 (1993): 330
  2. ^ Coulter 2013, p. 50.
  3. ^ a b Asante 2008.
  4. ^ Forde 1954, p. 191.
  5. ^ a b c d e Taylor 2008, p. 118.
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o Forde 1954, p. 192.
  7. ^ a b c d e f g h Lynch 2010, p. 93.
  8. ^ a b c d e Turner, Coulter (2001): 354
  9. ^ Asante 1996, p. 50.
  10. ^ Lynch 2010, p. 94.
  11. ^ Scheub (2000): 187
  12. ^ Skyes (2002): 144
  13. ^ パリンダー (1991): 149
  14. ^ a b c d e f Bolle 1959, p. 140.
  15. ^ 山口 (1971): 168, 200
  16. ^ 松村 (1979): 270
  17. ^ a b c 山口 (1971): 168
  18. ^ Leach (1992): 57
  19. ^ Scheub (2000): 196
  20. ^ a b c d Coulter 2013, p. 354.
  21. ^ Gyenesis 1:1 Mfitiaseɛ no Onyankopɔn bɔɔ ɔsoro ne asese. 2021年1月25日閲覧。


「オニャンコポン」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オトゥムフー」の関連用語

オトゥムフーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オトゥムフーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオニャンコポン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS