エルチェの神秘劇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 17:46 UTC 版)
エルチェの神秘劇(英語版)はエルチェで古くから上演されている宗教劇であり、聖母の被昇天が題材となっている。エルチェはイスラーム教徒によって築かれた町であるが、13世紀にキリスト教徒によって奪還され、15世紀頃に神秘劇が形成されたとされる。毎年8月中旬、聖母の被昇天を称える祭礼の際に上演される。この祭礼中の8月13日は「Nit de l'Albà」と呼ばれ、市内各地で夜通し花火大会などが開催される。無形文化遺産保護条約の発効以前の2001年には人類の口承及び無形遺産の傑作(英語版)と宣言され、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に掲載された。2009年9月には無形文化遺産の第1回登録で正式に登録された。
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