エリカ・ジョングとは? わかりやすく解説

エリカ・ジョング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 04:33 UTC 版)

Erica Jong 2013

エリカ・マン・ジョングErica Mann Jong1942年3月26日 - )は、アメリカ合衆国小説家詩人。名前はトーマス・マンの娘の名前から。ジョングは二度目の夫だった中国系精神科医の苗字。

人物

ニューヨーク生まれ。両親とも東欧系のユダヤ人。コロンビア大学バーナード・カレッジ卒業。ニューヨーク市立大学で美術史を教えながら、修士号を取得した。

1966年から1969年、二度目の結婚での夫、アラン・ジョングとハイデルベルクに滞在中、イギリス人ヒッピーふうの精神分析家と愛人関係に陥り、その中でアレクサンダー・ミッチャーリヒに教育分析を受ける。その経験を自分なりに掘り下げて描いたものが『飛ぶのが怖い』になった。作家デビュー以前に詩人として既に詩集を出している。

現在まで結婚は4回。ケン・フォレット夫妻との親しい交友は有名。

主要な著作

フィクション

  • 『飛ぶのが怖い』(Fear of Flying、1973)(柳瀬尚紀訳、新潮文庫) 1976、のち河出文庫 
  • 『あなた自身の生を救うには』(How to Save Your Own Life、1977)(柳瀬尚紀訳、新潮社) 1978、のち新潮文庫 
  • 『ファニー』上・下(Fanny、1980)(柳瀬尚紀訳、新潮社) 1985 
  • 『ふたつの家の少女メーガン』(Megan's Two Houses、1984)(木原悦子訳、あすなろ書房) 2005
  • Parachutes & Kisses. New York: New American Library(1984)
  • Shylock's Daughter(1987)
  • 『ブルースを、ワイルドに』上・下(Any Woman's Blues、1990)(柳瀬尚紀訳、文春文庫) 1996
  • Inventing Memory (1997)
  • Sappho's Leap (2003)
  • 『エリカ・ジョング詩集』(青山みゆき,永田正男編・訳、土曜美術社出版販売、世界現代詩文庫) 1993

ノンフィクション

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