エラスムス・ヴィトマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2013/03/15 01:00 UTC 版)
エラスムス・ヴィトマン（Erasmus Widmann, 1572年9月15日 - 1634年10月31日）は、ドイツの作曲家、オルガニスト。
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生涯
シュヴェービッシュ・ハル出身。郷里で音楽教育を受けた後、1589年にテュービンゲン大学で学び、1590年に卒業した。卒業後の1591年から1594年までテュービンゲンに留まり、音楽の研究に専心した。1595年にアイゼンエルツのオルガニストとなり、1596年にはグラーツのオルガニストとなった。しかし1599年に対抗宗教改革のためグラーツを離れることを余儀なくされ、シュヴェービッシュ・ハルの教会のカントルとなった。1602年からヴァイカースハイムのホーエンローエ伯の宮廷にオルガニストとして採用され、1607年には楽長に就任した。1613年からローテンブルク・オプ・デア・タウバーの教会のカントルとなり、死去するまで務めた。
作品
多作家で『音楽の気晴らし』（1611）、『音楽の徳の鏡』（1613）、『ドイツ語とラテン語の宗教的モテット集』（1619）、『新しい音楽の気晴らし』（1624）などの声楽曲・器楽曲がある。
文献
- Ludwig Fränkel: Widman(n). In: Allgemeine Deutsche Biographie (ADB). Band 42, Duncker & Humblot, Leipzig 1897, S. 344–352. (Familienartikel, darin S. 346 über Erasmus Widmann)
- Ludwig Fränkel: Widman(n). In: Allgemeine Deutsche Biographie (ADB). Band 44, Duncker & Humblot, Leipzig 1898, S. 574 f. (Ergänzungen)
外部リンク
- IMSLP - 国際楽譜ライブラリープロジェクト内のエラスムス・ヴィトマンのページ。無料で楽譜PDFが入手可能。
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