エムタンシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 22:00 UTC 版)
DM1は、より複雑な構造の4-(3-メルカプト-2,5-ジオキソ-1-ピロリジニルメチル)-シロヘキサンカルボン酸(SMCC)を介して結合する事も出来、この場合、形成される結合体の国際一般名にはエムタンシン(Emtansine)という言葉が含まれる。SMCCという略語は化学名称「スクシンイミジル トランス-4-(マレイミドメチル)シクロヘキサン-1-カルボン酸エステル」から来ているが、リンカーとして機能する際にはイミド基は1つしか含まれていない。 トラスツズマブ エムタンシン(T-DM1):抗HER2/neu抗体 トラスツズマブ エムタンシンではSMCCがリンカーとして用いられている。
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