エボルタ電池鉄道とは? わかりやすく解説

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エボルタ電池鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 04:10 UTC 版)

エボルタ電池鉄道(エボルタでんちてつどう)とは架空鉄道会社の名称である[1]。これはパナソニックによって行われる「エボルタチャレンジ2014」というイベントのために設けられた鉄道会社である[1]。この鉄道会社は、アルカリ乾電池を動力源として電車を走らせようというもので、乾電池で走るという専用の車両も製造された[1]。走る区間は廃線となった小坂製錬小坂線の区間であり、地元の子供を乗せて走る[2]

電車の運行

2014年11月2日12時45分、定員10人を含む総重量約1tの特殊段ボール製でEVOLTA単1型乾電池99本で動く電車が秋田県大館市にある、旧雪沢温泉駅付近を発車した[3]。電車はパナソニックと秋田県立大学が共同開発し[3]、電車そのものの重量は約400kgである[4]。途中4か所に停車し、地元の小学生を乗せ、6km/hというゆっくりとした速度で走行し、約2時間後に約8.5km先の旧御成町踏切に到着、運行を終了した[3]

脚注

  1. ^ a b c 乾電池で電車が動く! - パナソニック、エボルタチャレンジ2014の車両を公開”. マイナビニュース (2014年10月14日). 2014年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月4日閲覧。
  2. ^ パナソニックの乾電池エボルタ、今年は1トンの電車走行に挑戦”. 産経ニュース (2014年10月14日). 2014年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月4日閲覧。
  3. ^ a b c 金山純子 (2014年11月3日). “乾電池99本が動力源、小坂鉄道が1日だけ復活 秋田”. 2014年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月4日閲覧。
  4. ^ ANN (2014年11月3日). “99個の“乾電池”で電車8.5km走った 秋田”. Yahoo!ニュース. 2014年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月4日閲覧。



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