エシュヌンナの隆盛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 06:37 UTC 版)
「イシン・ラルサ時代」の記事における「エシュヌンナの隆盛」の解説
エシュヌンナ市はイシンよりも早く紀元前2025年頃にはシュ・イリア王の下でウル第三王朝から独立していた。南部メソポタミアでイシンとラルサが争っている間、周辺のアムル系部族などとの婚姻外交によって基盤を固めたエシュヌンナは、紀元前19世紀半ば頃のイピク・アダド2世と、続くナラム・シン(英語版)の下で東部メソポタミアに勢力を拡大した。エシュヌンナ法典と呼ばれる古い法典がこの時期のエシュヌンナから発見されている。同じ時期にマリ近辺での勢力争いに敗れたイラ・カブカブの勢力がエシュヌンナの領域に侵入し、イピク・アダド2世らはこれらを撃退すべく戦争を繰り返した。
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