エイトフ図法とは? わかりやすく解説

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エイトフ‐ずほう〔‐ヅハフ〕【エイトフ図法】

読み方:えいとふずほう

1889年ロシアのエイトフ(D.Aitoff)が考案した図法正距方位図法半球図を、横方向に2倍に引き伸ばしてできる楕円に、全地球を表すもの。ハンメル図法と似るが、正積ではないので実用価値は劣る。

エイトフ図法の画像
作成Daniel R. Strebe/CC BY-SA 3.0https://bit.ly/3mdvVva

エイトフ図法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 18:51 UTC 版)

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エイトフ図法による世界地図

エイトフ図法(エイトフずほう、Aitoff projection)は、1889年に、デイヴィッド A. エイトフによって考案された、投影法である。これは赤道を長軸とした正距方位図法で、赤道の長さと中心子午線が2:1の楕円となっている。

赤道を基準とする場合、まず地球表面を経度方向1/2に「圧縮」して半球に収まるようにする。この半球に凝縮した地表を正距方位図法で描く。その地図を横方向2倍に引き伸ばす。この方法で描かれるのがエイトフ図法である。

地図上のxとyの座標を緯度経度で表すと、以下のようになる。



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