ウニオンス教会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 08:17 UTC 版)
特別簡素な建物のウニオンス教会は、内部に壮麗さを秘めている。元々参事会教会として建設されたこの建物の建築史は13世紀にまで遡る。14世紀半ばにゴシック様式の新建築が設けられた。 この福音主義教会(1553年からイトシュタインはルター派に改宗された)の特殊性は、17世紀のルーベンス派の画家による大規模な絵画が描かれた天井にある。1917年、それまで単に「市教会」と呼ばれていたこの建物は、ウニオンス教会と呼ばれることとなった。これは、1817年にイトシュタインでナッサウの改革派教会とルター派教会によって教会連合が成立したことを記念するものであった。この出来事が評価され、2015年11月18日にイトシュタインはヨーロッパ福音主義共同体(ドイツ語版、英語版)から「ヨーロッパの宗教改革都市」の称号を授与された。
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