ウィリアム要塞とは? わかりやすく解説

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ウィリアム‐ようさい〔‐エウサイ〕【ウィリアム要塞】

読み方:うぃりあむようさい

Fort Williamインド東部西ベンガル州都市コルカタにある要塞市街中心部フーグリ川沿いのモイダン公園にある。かつて英国インド支配拠点置かれた。1773年建造。名称はウィリアム3世にちなむ。現在は州政府が使用し内部非公開となっている。


ウィリアム要塞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/30 16:13 UTC 版)

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ウィリアム要塞(1760年)

ウィリアム要塞(ウィリアムようさい、英語:Fort William)は、インド西ベンガル州、コルカタ県の都市コルカタにある城塞。フォート・ウィリアムとも呼ばれる。かつてイギリスにより建設され、その支配下にあった。

歴史

ウィリアム要塞とその周辺、1844年の地図より

1696年イギリス東インド会社はこの地の支配権を獲得したのち、ウィリアム要塞の建設を始めた。要塞の名は当時の王ウィリアム3世にちなむ[1]

1740年代、ベンガルに侵入してきたマラーター勢力が攻撃した(マラーターのベンガル遠征)。

1756年、イギリスはベンガル太守シラージュ・ウッダウラと衝突し、要塞は攻撃され、占領された。その際、英人が大量に死亡するブラック・ホール事件が発生した。

だが、1757年ロバート・クライヴによって奪還され、そののちずっとイギリスの支配の拠点であり続けた。

出典・脚注

関連項目



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