尹礼
はじめ泰山一帯で臧霸・孫観・呉敦・昌豨らと勢力を合わせ、呂布に荷担していた。呂布が敗北すると、曹操は臧霸を召し寄せて尹礼らを招かせた。尹礼は曹操のもとに参向し、新たに設置された東莞郡の太守に任じられる《武帝紀・臧霸伝》。もともと尹礼が東莞を拠点にしていたためらしい《臧霸伝集解》 黄初三年(二二二)十月に孫権が魏に背くと、翌十一月、征南将軍曹仁は臧霸に命じて強襲をかけさせたが、呉の将軍全琮・徐盛らの反撃に敗れた。このとき全琮の手の者に斬られた将軍「尹盧」が見える《呉主伝・全琮伝》。尹礼のことだろう。 【参照】呉敦 / 徐盛 / 昌豨 / 全琮 / 曹仁 / 曹操 / 臧霸 / 孫観 / 孫権 / 呂布 / 呉 / 泰山 / 東莞郡 / 将軍 / 大司馬 / 太守 |
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