イェトスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 20:13 UTC 版)
イェトスト (gjetost) はノルウェーで生産されるチーズ。"gjet"(イェト)は「ヤギ」を、"ost"(オスト)は「チーズ」をあらわすノルウェー語で、すなわち"Gjetost"は「ヤギのチーズ」の意[5]。乳清(ホエー)を煮詰めてカラメル状にすることにより茶色の外見を見せる、brunost (brown cheese) というジャンルのチーズのひとつ[5][6]。ベースとなる乳清には牛乳を使い、10%以上のヤギ乳を混ぜ、さらにクリームや乳糖を添加してつくられる[4]。かつては乳清もヤギ乳を使っていた[2][4]。
- ^ 以下「基本情報」欄は、特記の無い限り下記文献『チーズ図鑑』による。
- ^ a b c d 本間るみ子; 増井和子; 山田友子、文藝春秋編 『チーズ図鑑』(7版) 株式会社文藝春秋〈文春新書〉、2009年、211頁。ISBN 4-16-660182-2。
- ^ 『チーズ入門』 日本食糧新聞社〈食品知識ミニブックスシリーズ〉、2017年、28頁。ISBN 9784889272604 。
- ^ a b c d e NPO法人チーズプロフェッショナル協会 監修 『世界のチーズ図鑑』 マイナビ、2015年、161頁。ISBN 9784839954802 。
- ^ a b “チーズのプロ Fromager vol.22 塩キャラメルのような味わいのチーズ。イェトストを楽しむ!”. チーズクラブ- Cheese Club-チーズマガジン. 雪印メグミルク株式会社. 2019年3月10日閲覧。
- ^ ノルウェー王国大使館. “一度は食べて欲しい!ノルウェーの絶品“山羊のチーズ””. ippin. ぐるなび. 2018年3月10日閲覧。
- ^ 『チーズ入門』、38頁。
- 1 イェトストとは
- 2 イェトストの概要
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