アーノルド・ジェイコブス
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アーノルド・ジェイコブス(Arnold Jacobs,1915年6月11日 - 1998年10月7日)は、アメリカ合衆国のチューバ奏者、教育者。1944年から1988年の引退までシカゴ交響楽団の首席チューバ奏者を務めた。
経歴
15歳でフィラデルフィアのカーティス音楽院に入学。1936年に同大学を卒業した後、インディアナポリス交響楽団、ピッツバーグ交響楽団、オール・アメリカン・ユース・オーケストラにてチューバ奏者を務める。1944年から1988年に引退するまで、シカゴ交響楽団の首席チューバ奏者を務めた。シカゴ交響楽団在籍中、ダニエル・バレンボイム指揮の元でヴォーン・ウィリアムズのチューバ協奏曲を録音している[1]。
世界中で講演や吹奏楽のクリニックを行っており、1977年と1985年のシカゴ交響楽団の日本ツアーの際は、東京でもクリニックを行っている[1]。
参考文献
- 金管奏法のカリスマ アーノルド・ジェイコブスはかく語りき (パイパーズ)ISBN 978-4891909949
- ティーチング・ブラス 管楽器指導の新しいアプローチ (作品社)ISBN 978-4861822209
脚注
- ^ a b “Arnold Jacobs” (英語). WINDSONG PRESS. 2025年4月28日閲覧。
- ^ Tribune, Chicago (1998年10月10日). “ARNOLD JACOBS, 83, TUBA GREAT WITH CSO” (英語). Chicago Tribune. 2025年4月28日閲覧。
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