アーサー・クルーダップによる録音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 06:18 UTC 版)
「ザッツ・オール・ライト」の記事における「アーサー・クルーダップによる録音」の解説
この曲は、アーサー・"ビッグ・ボーイ"・クルーダップが書き、自ら1946年9月6日にシカゴで「ザッツ・オール・ライト (That's All Right)」として最初に録音した。歌詞の一部は、ブラインド・レモン・ジェファーソンが1926年に録音を残した伝統的なブルースの歌詞を流用している。クルーダップの録音は、RCAビクターから RCA Victor 20-2205 としてリリースされたが、それまでの作品に比べ、売れ行きは芳しくなかった。最初の吹き込みを行なった録音セッションにおいて、クルーダップは、ほとんど同じ曲を、歌詞を少し変えて歌っていたが、そちらも「I Don't Know It」と題し、RCA Victor 20-2307 としてシングル・リリースされた。1949年3月はじめ、この曲は「ザッツ・オール・ライト・ママ(That's All Right, Mama)」という曲名でリリースされた (RCA Victor 50-0000) が、これは当時の新しい規格であった45回転シングルでリリースされた最初のリズム・アンド・ブルースのレコードで、明るいオレンジ色のヴァイナル盤であった。
※この「アーサー・クルーダップによる録音」の解説は、「ザッツ・オール・ライト」の解説の一部です。
「アーサー・クルーダップによる録音」を含む「ザッツ・オール・ライト」の記事については、「ザッツ・オール・ライト」の概要を参照ください。
- アーサークルーダップによる録音のページへのリンク