アンナ・ボンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アンナ・ボンの意味・解説 

アンナ・ボン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/02 13:29 UTC 版)

アンナ・ボン「6つのソナタ」作品1の初版表紙

アンナ・ボンAnna Bon, 1740年 - 1767年以降)はイタリア人の女性作曲家チェンバロ奏者・声楽家。出身地から、アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィアAnna Bon di Venezia)とも称される。

ヴェネツィアにて音楽関係者を両親に生まれ、父ジローラモは脚本家・舞台演出家、母ローザ・ルヴィネッティは声楽家であった。4歳でピエタ慈善院に入学する。バイロイトで、ブランデンブルク=クルムバハ辺境伯フリードリヒに仕える両親の一座に加わった後、1762年に家族とともに、アイゼナハエステルハージ家の宮廷に出仕し、本人は少なくとも1765年まで同地に留まった。1767年までヒルデブルクハウゼンに暮らし、モニェーリという名の歌手と結婚した。その後の彼女の消息は不明である。

存命中に、前古典派様式による《フラウト・トラヴェルソ通奏低音のための6つのソナタ》作品1(1756年)と《6つのチェンバロ・ソナタ》作品2(1757年)が、ニュルンベルクのバルタザール・シュミットにより出版された。

参考文献

  • Anna Bon di Venezia : Flute Sonatas op.1 [cpo: 999 181-2]
  • Anna Bon di Venezia : Sei Sonate 1757 [PAVANE RECORDS: ADW7338]

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アンナ・ボン」の関連用語

アンナ・ボンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アンナ・ボンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアンナ・ボン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS