アンソニー・スミス (セイフティ)とは? わかりやすく解説

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アンソニー・スミス (セイフティ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/03 03:36 UTC 版)

アンソニー・スミス
Anthony Smith
基本情報
ポジション セイフティ
生年月日 (1983-09-20) 1983年9月20日(40歳)
出身地 アメリカ合衆国オハイオ州ハバード
身長: 6' 0" =約182.9cm
体重: 200 lb =約90.7kg
経歴
大学 シラキューズ大学
NFLドラフト 2006年 / 3巡目全体83位
初出場年 2006年
初出場チーム ピッツバーグ・スティーラーズ
所属歴
2006-2008 ピッツバーグ・スティーラーズ
2009* グリーンベイ・パッカーズ
2009 セントルイス・ラムズ
2009-2010 ジャクソンビル・ジャガーズ
2010 グリーンベイ・パッカーズ
2011-2012 テネシー・タイタンズ
*オフシーズンまたはプラクティススクワッドとしての所属のみ
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(2回)
第43回第45回
その他受賞・記録
ビッグ・イースト・カンファレンスファーストチーム(2005年)
ビッグ・イースト・カンファレンスセカンドチーム(2004年)
NFL 通算成績
タックル 176回
パスディフェンス 18回
インターセプト 7回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

アンソニー・スミス(Anthony Smith 1983年9月20日- )は、オハイオ州ハバード出身の元アメリカンフットボール選手。現役時代のポジションはセイフティ。第43回スーパーボウル第45回スーパーボウルの優勝メンバー。

経歴

プロ入りまで

高校時代、セイフティとランニングバックでプレーした。2年次には1,475ヤードを走り26TD、6インターセプト、3年次には1,787ヤードを走り29TDをあげ、チームは11勝1敗の成績をあげた。またバスケットボール野球ハードル走リレー走走高跳走幅跳の選手でもあった。

シラキューズ大学に進学した彼は1年次に71タックル、2年次には106タックル、5インターセプトをあげた。3年次の2004年には85タックル、3インターセプトの成績でビッグ・イースト・カンファレンスのセカンドチームに選ばれた。4年次には71タックル、3サック、6インターセプトをあげてカンファレンスのファーストチームに選ばれた。

4年間で先発35試合を含む46試合に出場し、293タックル(8ロスタックル)、17パスディフェンス、3サック、4ファンブルフォース、5ファンブルリカバー、大学歴代3位の14インターセプトをあげた。また大学記録となる6キックブロックで2TDをあげている。

プロキャリア

2006年のドラフトコンバインでは3コーンドリルで全体12位の6,63秒[1]40ヤードダッシュで4秒71の成績を残した。

2006年のNFLドラフト3巡でピッツバーグ・スティーラーズに指名されて入団した。スティーラーズでは3年間で46試合に出場(14試合に先発出場)した[2]

2006年、全16試合に出場、先発フリーセイフティのライアン・クラークが負傷した後、最後の4試合は彼に代わり先発した。15タックル、2インターセプト、7パスディフェンス、スペシャルチームでも15タックルをあげた。

2007年、クラークとポジション争いを行ったが、コーチ陣が先発に選んだのはクラークであった。しかしクラークはこの年も故障者リスト入りし、スミスに先発の座が回った。12月、開幕から12連勝中のニューイングランド・ペイトリオッツ戦を控えて、スティーラーズが連勝を止めて見せると発言した[3][4]。その試合でランディ・モスへの63ヤード、ジャバー・ギャフニーへの56ヤードのTDパスをトム・ブレイディに決められた。さらに翌週のジャクソンビル・ジャガーズ戦でもデニス・ノースカットへの55ヤードのTDパスを決められたため、次の試合ではタイロン・カーターが先発することとなった[5]。この年先発10試合を含む全16試合に出場し、チーム6位の74タックル、2インターセプト、4パスディフェンス、スペシャルチームで5タックルをあげた。チームディフェンスはこの年NFLトップの成績を残した。

2008年には控えセイフティとして14試合に出場、5タックル、スペシャルチームで4タックルをあげた。この年スティーラーズは第43回スーパーボウルで優勝、彼はスーパーボウルリングを獲得した。

制限つきフリーエージェントになった彼は、2009年3月にグリーンベイ・パッカーズと契約を結んだが、9月5日の最終ロースターカットでウェーバーされた。9月6日にセントルイス・ラムズと契約したが2試合に出場した後、11月5日にカットされ、11月6日にジャクソンビル・ジャガーズと契約を結んだ[6]

2010年、ジャガーズで3試合に先発出場した後、10月18日、ドラフト7巡指名権と引き換えにグリーンベイ・パッカーズに移籍した[2][7]。この年12月18日に故障者リスト入りしたが[8]、パッカーズが第45回スーパーボウルで優勝したため、2個目のスーパーボウルリングを獲得した。

2011年8月9日、テネシー・タイタンズと契約を結んだ。8月27日のシカゴ・ベアーズとのプレシーズンゲームで、相手TEデズモンド・クラークにヒットした際、クラークはひざを負傷し、カートで退場した[9]。この年13試合に出場した後、12月に故障者リスト入りした[10]

2012年3月13日、フリーエージェントとなった[11]。このシーズンをもって引退した[12]

脚注

  1. ^ 2006 Pro Day Leaderboard”. nfldraftscout.com. 2012年7月7日閲覧。
  2. ^ a b BIOGRAPHY”. packers.com. 2012年7月7日閲覧。
  3. ^ Ken Sheehan (2007年12月5日). “Patriots-Steelers: Anthony Smith Guarantees a Win”. bleacherreport.com. 2012年7月7日閲覧。
  4. ^ Steelers defensive back Smith guarantees win vs. perfect Pats”. ESPN (2007年12月6日). 2012年7月7日閲覧。
  5. ^ Anthony Smith, Steelers' 'guarantee' man, might be benched”. USAトゥデイ (2007年12月19日). 2012年7月7日閲覧。
  6. ^ Jags claim Smith off waivers”. ESPN (2009年11月8日). 2012年7月7日閲覧。
  7. ^ Jaguars trade safety Anthony Smith”. フロリダ・タイムズ=ユニオン (2010年10月17日). 2012年7月7日閲覧。
  8. ^ The Green Bay Packers place Anthony Smith on I.R.”. YARD BARKER (2010年12月18日). 2012年7月7日閲覧。
  9. ^ TERESA M. WALKER (2011年8月27日). “Rookie has 90-yard return for TD, Titans win”. スポーツ・イラストレイテッド. 2012年7月7日閲覧。
  10. ^ Titans Place S Anthony Smith on IR Due to Injury”. メンフィス・デイリーニューズ (2011年12月15日). 2012年7月7日閲覧。
  11. ^ Transactions”. スポーツ・イラストレイテッド. 2012年7月7日閲覧。
  12. ^ Silva, Evan (July 21, 2012). “Anthony Smith retires at age 28”. profootballtalk.com. http://profootballtalk.nbcsports.com/2012/07/21/anthony-smith-retires-at-age-28/ August 8, 2021閲覧。 

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