アロコドン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 02:15 UTC 版)
アロコドン(Alocodon 「溝のある歯」の意味)は、ジュラ紀中期、現在のポルトガルに生息していた鳥盤類恐竜の属の一つである。1973年、Richard Anthony Thulbornにより記載された。属名は古代ギリシャ語で「溝」を意味するαλοξ(ラテン文字転写alox)とὀδών(ラテン文字転写odon)から派生して「溝のある歯」という意味であり、小型の鳥脚類に似た縦に溝のある歯を持っていることにちなんでいる[1]。これらの歯以外知られておらず、一般的に疑問名(nomen dubium)と考えられている。
- ^ a b c Thulborn, R.A. (1975). "Teeth of ornithischian dinosaurs from the Upper Jurassic of Portugal, with description of a w:hypsilophodontid (Phyllodon henkeli gen. et sp. nov.) from the Guimarota lignite", Contribuição para o conhecimento da Fauna do Kimerridgiano da Mina de Lignito Guimarota (Leiria, Portugal), Serviços Geológicos de Portugal, Memória (Nova Série) 22: 89-134
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