アメリカン・デス・トリップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/28 15:11 UTC 版)
アメリカン・デス・トリップ The Cold Six Thousand |
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著者 | ジェイムズ・エルロイ | |
訳者 | 田村義進 | |
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発行元 | ![]() ![]() |
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ジャンル | 長編小説、犯罪小説 ケネディ大統領暗殺事件 |
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国 | アメリカ合衆国 | |
言語 | 英語 | |
ページ数 | ![]() ![]() |
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前作 | アメリカン・タブロイド | |
次作 | アンダーワールドUSA | |
コード | ISBN 4-16-320300-1 ISBN 4-16-320440-7 |
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『アメリカン・デス・トリップ』(原題:The Cold Six Thousand)は、アメリカの小説家ジェイムズ・エルロイの犯罪小説。『アメリカン・タブロイド』の続編であり、「アンダーワールドUSA三部作」の第2部に当たる。
概要
時代設定はケネディ大統領暗殺事件直後からおよそ5年間。元FBI職員でマフィアの弁護士ウォード・リテルはリー・ハーヴェイ・オズワルドの単独犯行説を確実に固めるようエドガー・フーバーの命を受けてダラスにいた。
かつてリテルが逮捕したが、現在は協力関係にあるピート・ボンデュランドは、CIAの対カストロ戦のベテランであり、マフィアのラスベガスでの仕事を請け負っている。
ラスベガス市の警官ウェイン・テッドロー・Jrは6000ドルでダラスの黒人ウェンデル・ダーフィーを殺害するよう依頼された。
1960年代、人種間問題やベトナム戦争などの時代、マフィアやFBIの陰謀が錯綜する中でウェイン、ピート、ウォードの3人はマーティン・ルーサー・キング・ジュニアとロバート・ケネディ暗殺計画へと関わっていく。
本書にはロバート・ケネディ、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、エドガー・フーバー、ハワード・ヒューズ、モー・ダリッツ、カルロス・マルセロ、サント・トラフィカンテ、サム・ジアンカーナ、ジミー・ホッファ、ジャック・ルビー、ソニー・リストン、サル・ミネオ、バイヤード・ラスティンなど、数多くの実在の人物が登場する。
関連項目
- ケネディ大統領暗殺事件
- アフリカ系アメリカ人公民権運動
- クー・クラックス・クラン (KKK)
- ベトナム戦争
- マフィア
- 中央情報局 (CIA)
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