アムールスクとは? わかりやすく解説

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アムールスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/26 08:22 UTC 版)

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座標: 北緯50度13分 東経136度54分 / 北緯50.217度 東経136.900度 / 50.217; 136.900

アムールスク市の紋章

アムールスクロシア語: Аму́рск, Amursk)は、ロシア極東のハバロフスク地方に属する都市。アムール川の左岸にあり、上流に位置するハバロフスクからは北へ230km、コムソモルスク=ナ=アムーレの南へ45km。市の西にはパダリ湖がある。人口は2002年全ロシア国勢調査で47,759人。清朝時代は傅達里と呼ばれていた。

歴史

アムールスクの町は1958年6月19日に建設された。近くにはもともとナナイ人の村パダリ(Падали、傅達里、近くのパダリ湖に由来する)があるが、その近くに大型のパルプ工場の建設が始まり、その従業員の町として建設されたのがアムールスクで、最初から都市型集落(町)の地位を得ていた。市に昇格したのは1973年である。

1959年に3,500人だった人口は1989年ソ連国勢調査では58,395人にまで達したが、ソ連崩壊以後人口は減少し、2008年での推定人口は46,000人ほどになっている。

経済・文化・交通

周囲は針葉樹林が多く、アムールスクとその周辺ではセルロース製造および製紙のほか、化学工場や製材工場などが主な企業となっている。他に機械工業もある。街には博物館や植物園などもそろう。

アムールスクはアムール川水運のほか陸上交通の便もよく、ハバロフスクからコムソモリスク・ナ・アムーレを経てジェムギ空軍基地へ向かう鉄道路線やコムソモリスク・ナ・アムーレからの道路も通っている。

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