アミノアシル化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 22:51 UTC 版)
tRNAの3'末端にあるCCAのアデノシン残基には、tRNAごとに特定のアミノ酸が結合してアミノアシルtRNAとなる。この反応をアミノアシル化といい、アミノアシルtRNA合成酵素によって触媒される。通常はアミノ酸ごとに1種類のアミノアシル化tRNA合成酵素が存在しており、アンチコドンが異なる複数のtRNAを1種の酵素が認識してアミノアシル化を触媒している。コドンとアミノ酸の正確な対応には、tRNAとアミノアシルtRNA合成酵素の特異的な相互作用が必須となる。この対応関係はアンチコドンだけを認識して決定しているわけではないらしい。
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