アニタ・コルビーとは? わかりやすく解説

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アニタ・コルビー

(アニタ・クーニハン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/26 07:57 UTC 版)

アニタ・コルビー
生誕 アニタ・クーニハン
1914年8月5日
アメリカ合衆国 ワシントンD.C.
死没 1992年3月27日(1992-03-27)(77歳)
アメリカ合衆国 ニューヨーク州オイスター・ベイ英語版
職業 モデル女優
ファッション・美容コンサルタント
著作家
活動期間 1933年ころ - 1963年ころ
配偶者 Palen Flagler (1970-1984) (死別)
ダニエル・フランシス・"バド"・クーニハン (Daniel Francis "Bud" Counihan) (父)
親戚 フランシーン・クーニハン (Francine Counihan)(妹)

アニタ・コルビー(Anita Colby、1914年8月5日 - 1992年3月27日)は、アメリカ合衆国女優モデル

経歴

コルビーは、アニタ・クーニハン (Anita Counihan) として、コミック・ストリップ漫画家としてニューヨークの芸術家や新聞関係者の間では伝説的な人物であるバド・クーニハン (Bud Counihan) の娘として、ワシントンD.C.に生まれた。モデルとなった彼女は、時給50ドルという当時の最高額を稼ぐようになった。彼女は「ザ・フェイス (The Face)」とあだ名され、数多くの広告看板や宣伝、特に紙巻きたばこの広告に登場した。

1935年にはニューヨークからハリウッドへ移り、姓の名乗りをコルビーに改めた。1936年の映画『メアリー・オブ・スコットランド』や、その他のB級映画端役として出演したが、女優として成功を収めるには至らなかった。2年後、彼女はニューヨークへ戻り、『ハーパーズ バザー』誌の広告営業の仕事に就いた。

タイム』誌、1945年1月8日号の表紙を飾った「ザ・フェイス」。小さく描かれているのは、彼女が関わっていた当時の人気女優たちで、左下から右上へ、シャーリー・テンプルジェニファー・ジョーンズイングリッド・バーグマンジョーン・フォンテインドロシー・マクガイア

映画界を離れた後、久々に出演した1944年の映画カバーガール』の全国的な宣伝キャンペーンに登場し、彼女は再びハリウッドで名を成すことになった。映画女優に復帰して以降の1940年代には、1947年の映画真昼の暴動 (Brute Force)』などにも出演した。

1940年代のコルビーは、デヴィッド・O・セルズニックに雇われ、セルズニック・インターナショナル・ピクチャーズ英語版の役員として、彼が契約を結んでいたジェニファー・ジョーンズをはじめとする女優たちに、美容や優美な振る舞い、パブリシティなどを教えていた。コルビーは、セルズニック傘下の最高の女優たち、ジェニファー・ジョーンズイングリッド・バーグマンシャーリー・テンプルドロシー・マクガイアジョーン・フォンテインたちと、親しく接しながら働いた。その後、1954年には、テレビ番組『The Pepsi-Cola Playhouse』の司会・主役を務めた。コルビーはまた、傾斜付きベッドに変形できる椅子 (a chair convertible to inclined bed) を発明して1952年に特許を申請し、1954年に認められている (U.S. patent 2690209)[1]。コルビーは熱心なカトリック教会の信者であった。彼女は77歳で、肺の病気で死去した[2]

フィルモグラフィ

脚注

外部リンク




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