アトミック・プレイボーイズとは? わかりやすく解説

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アトミック・プレイボーイズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/07 10:21 UTC 版)

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アトミック・プレイボーイズ
スティーヴ・スティーヴンス・アトミック・プレイボーイズスタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク ライト・トラック・レコーディング
ロサンゼルス ジ・エンタープライズ・スタジオ、ザ・ヴィレッジ・レコーダー
ジャンル ハードロックヘヴィメタル
時間
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース スティーヴ・スティーヴンス、ボー・ヒル英語版
テッド・テンプルマン(エグゼクティヴ・プロデューサー)
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 119位(アメリカ[1]
  • スティーヴ・スティーヴンス 年表
    アトミック・プレイボーイズ
    (1989年)
    フラメンコ・ア・ゴー・ゴー
    (1999年)
    テンプレートを表示

    アトミック・プレイボーイズ』(Atomic Playboys)は、アメリカ合衆国ギタリストスティーヴ・スティーヴンス1989年スティーヴ・スティーヴンス・アトミック・プレイボーイズ名義で発表したスタジオ・アルバム。スティーヴンス初のソロ・プロジェクトに当たる。

    解説

    Warriorのペリー・マッカーティ、ミック・ジャガーシェールのアルバムに参加したセッション・キーボーディストのフィル・アシュリー、スティーヴンスと共にビリー・アイドルのバンドで活動していたトミー・プライスが主要メンバーとして参加した。「ウーマン・オブ・1000イヤーズ」ではスティーヴンス本人がリード・ボーカルも担当している[2]ラット等の作品を手掛けてきたボー・ヒル英語版が、サウンド・プロデュースやバッキング・ボーカルで参加[3]。また、当時アトランティック・レコードと契約していたフィオナ英語版が「デスペレート・ハート」にゲスト参加した[2]

    アクション」は、スウィートが1975年にシングル・ヒットさせた曲のカヴァー。「ラン・アクロス・デザート・サンズ」はフラメンコを取り入れたインストゥルメンタルである[4]

    ジャケットの絵はH・R・ギーガーが描いた。なお、ギーガーがアルバム・ジャケットに使うことを前提として新作を描き下ろしたのは、本作が最後である[5]

    本作ではスティーヴンスがギターとベースを両方演奏したが、本作リリースに伴うツアーでは、ルー・グラムのバンドのベーシストとして活動していたブルース・ターゴン英語版がベースを弾き[6]、また、プライスに代わってグレッグ・ガーソンがドラムスを担当した[7]。なお、アトミック・プレイボーイズとしての日本公演も予定されていたが、その前にスティーヴンスがバンドを解散させ、日本公演はキャンセルとなった[7]

    2013年にRock Candy Recordsから発売されたイギリス盤リマスターCDには、日本盤限定のボーナス・トラックだった「ウォーム・フィーメイル」と、「アクション」のプロモ・リミックス・ヴァージョンが追加された[8]

    収録曲

    特記なき楽曲はスティーヴ・スティーヴンス作。10.はインストゥルメンタル

    1. アトミック・プレイボーイズ - "Atomic Playboys" - 5:47
    2. パワー・オブ・サジェスチョン - "Power of Suggestion" - 4:37
    3. アクション - "Action" (Andy Scott, Mick Tucker, Brian Connolly, Steve Priest) - 4:44
    4. デスペレート・ハート - "Desperate Heart" (Steve Stevens, Perry McCarty, Beau Hill, Fiona) - 4:32
    5. ソウル・オン・アイス - "Soul on Ice" - 3:57
    6. クラックダウン - "Crackdown" - 5:44
    7. ペット・ザ・ホット・キティ - "Pet the Hot Kitty" (S. Stevens, P. McCarty, B. Hill) - 4:03
    8. イヴニング・アイ - "Evening Eye" (S. Stevens, P. McCarty) - 3:56
    9. ウーマン・オブ・1000イヤーズ - "Woman of 1,000 Years" - 4:21
    10. ラン・アクロス・デザート・サンズ - "Run Across Desert Sands" - 3:52
    11. スリッピング・イントゥ・フィクション - "Slipping into Fiction" - 4:43

    日本盤ボーナス・トラック

    1. ウォーム・フィーメイル - "Warm Female" (Iggy Pop, S. Stevens) - 4:10

    他メディアでの使用例

    「パワー・オブ・サジェスチョン」は、1994年公開のアメリカ映画『エース・ベンチュラ』のサウンドトラックで使用された[9]

    参加ミュージシャン

    アディショナル・ミュージシャン

    • カジム・サルトン - ベース(on #1)
    • アントン・フィグ - ドラムス(on #4, #8)
    • ザ・ニュー・ウェスト・ホーンズ - ホーン・セクション(on #2)
      • クリス・ボッティ
      • ケント・スミス
      • マイク・デイヴィス
      • アンディ・スニッツァー
      • ダニエル・ウィレンスキー
    • ボー・ヒル - バッキング・ボーカル
    • ポール・ウィンガー - バッキング・ボーカル
    • ネイト・ウィンガー - バッキング・ボーカル
    • ポーレット・ブラウン - バッキング・ボーカル(on #2, #9)
    • バニー・ハル - バッキング・ボーカル(on #2)
    • フィオナ - ボーカル(on #4)

    脚注




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