アップルタウン物語とは? わかりやすく解説

アップルタウン物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/24 04:44 UTC 版)

アップルタウン物語
Little Computer People
ジャンル ミニスケープ
対応機種 ディスクシステム
開発元 スクウェア
(原作・アクティビジョン
発売元 DOG
デザイナー デヴィッド・クレーン
音楽 植松伸夫
人数 1人
メディア ディスクカード両面
発売日 198704031987年4月3日
その他 型式:SQF-APT
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アップルタウン物語』(アップルタウンストーリー)は、1987年4月3日スクウェアDOGブランドから発売された、ファミリーコンピュータ ディスクシステムシミュレーションゲーム

アクティビジョンのゲーム『リトル・コンピュータ・ピープル英語版』をベースとしており、そちらの名称が副題として併記されている。商品タイトルの漢字部分『物語』の読み方は、「ものがたり」ではなく「ストーリー」。

概要

一人の女の子の生活を観察するゲーム。

お家の中で様々な行動をとる女の子。ただ見ているだけではなく、アイコンのコマンドを使い、 いろいろな物を届けたり、ピアノを弾いてもらったり、占いをしてもらうこともできる[1]。なお、エンディングは存在しない。

評価

評価
レビュー結果
媒体 結果
ファミ通 24/40点[2]
ファミリーコンピュータMagazine 12.64/25点[3]
ユーゲー 否定的[4]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 2.89 2.41 2.25 1.98 - 3.11 12.64
  • ゲーム誌『ユーゲー』では、「『コンピュータの中の人と共存する』という、ゲームと呼べる範囲の限界に近い実験的な作品だった」、「(原作に対し)キャラクターが『女の子と猫』に変更され、『動くリカちゃんハウス』的な印象に大きく変化した。これによりプレゼントや手紙を届け、機嫌を損ねないようにする『抽象的ギャルゲー』とも言える、不思議な作品になってしまった」と評している[4]

脚注

  1. ^ M.B.MOOK『懐かしファミコンパーフェクトガイド』45ページ
  2. ^ a b アップルタウン物語 Little Computer People まとめ [ファミコン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2016年11月20日閲覧。
  3. ^ a b 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、113頁。 
  4. ^ a b 「ユーゲーが贈るファミコン名作ソフト 100選」『ユーゲー 2003 Vol.07』第7巻第10号、キルタイムコミュニケーション、2003年6月1日、49頁、雑誌17630-2。 
  5. ^ ファミコン通信』第6号、アスキー (企業)、1987年3月。 

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