アップクォークから作られるハドロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 06:28 UTC 版)
「アップクォーク」の記事における「アップクォークから作られるハドロン」の解説
正パイ中間子 ( π + {\displaystyle \pi ^{+}} ) はアップクォークと反ダウンクォークからなるメソン。負パイ中間子 ( π − {\displaystyle \pi ^{-}} ) は反アップクォークとダウンクォークからなるメソン。正および負ロー中間子 ( ρ ± {\displaystyle \rho ^{\pm }} ) も同じ。 中性パイ中間子 ( π 0 {\displaystyle \pi ^{0}} ) はアップクォーク - 反アップクォークとダウンクォーク - 反ダウンクォークが線形結合したメソン。中性ロー中間子 ( ρ 0 {\displaystyle \rho ^{0}} ) やオメガ中間子 ( ω {\displaystyle \omega } ) も同じ。 イータ中間子 ( η {\displaystyle \eta } ) 及びイータプライム中間子 ( η ′ {\displaystyle \eta ^{\prime }} ) はアップ - 反アップ、ダウン - 反ダウン、ストレンジ - 反ストレンジの線形結合から構成される。 これまでに発見されたバリオンの多くはアップクォークを1個以上含んでいる。特にデルタ粒子 ( Δ {\displaystyle \Delta } ) は、アップクォークとダウンクォークだけで構成される、核子と似た複合粒子である。
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