わかいつばめ

デジタル大辞泉

わかい‐つばめ【若い^×燕】

読み方：わかいつばめ

年上の女性の愛人になっている若い男。

[補説] 奥村博史が平塚らいてうに送った手紙の中で、年下の自分自身を「若い燕」と書いたところからという。

隠語大辞典

若い燕

読み方：わかいつばめ，わかきつばめ

1. 〔俗〕年長の女に愛されてゐる男をいふ。
2. 年長の女に愛されてゐる若い男。
3. 燕は雌雄仲のよい鳥で、伝説にも燕の夫婦愛を謳はれたものがある。年上の婦人が年下の若い情夫を持つてゐる様を、燕の夫婦愛に譬へたもので、若い燕、即ち年下の情夫である。
4. 年上の婦人が愛する若い男のこと。
5. 年長の女の寵愛を受けてゐる男のことで、此燕の飼主を「養燕家」と呼ぶ、東京下関間の超特急が「燕」と呼ばれる所から、「若き燕」のことを「超特急」とも云ひ、「誰か俺を超特急にして呉れる人は無いかなア」なぞと妙な具合に使はれる。
6. 年長の女に愛される男をいう。「ツバメ」参照。

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