もう1つの恋物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 17:15 UTC 版)
この神話は、ネルガルとして新たな神格を宿し天界を拠点としたメスラムタエア(ネルガルの前身)が、再び冥界神としての属性を得るようになるまでの物語。こちらでも上記の2つと同様に、エレシュキガルはネルガルの破壊行為によって彼の妻となっている。 エレシュキガルは天界の宴席に使者ナムタルを送り込んだ。すると、ネルガルだけがナムタルに対して不遜な態度を取ったので、これに腹を立てたエレシュキガルは、ネルガルを冥界へ呼びつけた。しかし、逆にエレシュキガルはネルガルに心を奪われ、天界の神々を脅してネルガルを夫にしようとする。これに対しネルガルは、エアの教えで14の鬼神を引き連れて冥界へ攻め入り、暴力を以ってエレシュキガルを妻にした。
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