大西玉とは? わかりやすく解説

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大西玉

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/18 10:40 UTC 版)

大西玉
大西玉(大正末年5月)
個人情報
生誕 1916年
死没 1969年
宗教 ほんぶしん
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大西 玉(おおにし たま、1916年 - 1969年)は、日本宗教家ほんぶしんの創始者。

人物

奈良県に出生する。ほんみちの創始者大西愛治郎を父とする。大西愛治郎は、天理教教祖の中山みきが『泥海古記』で「ことしから30年たちたならなはたまひめもとのやしきへ」とあるので、中山みきが逝去した年から30年経った1916年に生まれてくる子は、中山みきの魂を受け継ぐ子であると確信し、その名を玉と命名した。中山みきの生まれ変わりとされた大西玉は「玉姫様」と呼ばれ、父と共にほんみち拡充の原動力となった。

大西玉は、1947年より教理解明の為、信者宅に篭り、教理の解明に打ち込む。そして、自らが受けた天啓を『天啓御教書』にまとめ、1958年に父・大西愛治郎の逝去後、自分が天啓者「みろく」であると自覚を持つ。1961年にほんみち内に大西玉の「天理みろく会」を発足させ、大西玉は『宇宙本体論』を発表する。1962年には天理みろく会はほんみちより独立。教団名を「ほんぶしん」と改めた。当初は本部を、大阪府高石市に置いていたものの、長野県塩尻市に移す。その後、岡山県岡山市に本部を移し、1969年に本部で心筋梗塞により死去した。

参考文献

  • 井上順孝ほか編「大西玉」『新宗教教団・人物事典』(弘文社、1996年)
  • 島田裕巳監修「ほんみち」『現代にっぽん新宗教百科』(柏書房、2011年)
  • みろく [大西玉姫]『宇宙本体論』プラスワン出版社、1994年4月26日。ISBN 4-938753-90-1 



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