ひるむしろ

デジタル大辞泉

ひる‐むしろ【^×蛭^×蓆】

読み方：ひるむしろ

ヒルムシロ科の多年草。池や水田の浅水中に群生。根茎は泥中をはい、水中の葉は狭披針形、水面の葉は長楕円形でつやがある。5〜10月、水上に柄を出して黄緑色の小花を穂状につける。《季 夏》「雨雲の風おろしくる—／波郷」

植物図鑑

ひるむしろ (蛭蓆)

●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。池沼や小川、水田に生えます。かつては水田の雑草として広く生育していました。水中には線形の沈水葉があり、水面には浮水葉が浮かびます。５月から１０月ごろ、黄緑色の穂状花序を伸ばします。名前は、浮水葉を蛭（ひる）が座って休める蓆（むしろ）ということから。
●ヒルムシロ科ヒルムシロ属の多年草で、学名は Potamogetondistinctus。英名はありません。

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ヒルムシロ：

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