パリテ法

デジタル大辞泉

パリテ‐ほう〔‐ハフ〕【パリテ法】

読み方：ぱりてほう

《パリテ（parité）はフランス語で同等の意》選挙の候補者を男女同数とすることを定めたフランスの法律の通称。2000年6月制定。

[補説] 小選挙区制をとる下院（国民議会）議員選挙では、政党・政治団体の候補者を男女同数とすることとされ、男女差が2パーセントを超えると政党助成金が減額される。比例代表制をとる上院（元老院）議員選挙では、候補者名簿の登載順を男女交互とすることとされ、違反した名簿は受理されない。こうした規定は地方議会にも適用される。