ど・で
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 16:06 UTC 版)
疑問・否定を含んだ動詞の語尾に付く、~よ、を強くした言い方。思うよ、知らないよ、違うよ。が「思うど(で)」、「知らんど(で)」、「違うど(で)」となる。また完全に否定する場合は語尾を強く止め(「思うど」)、疑問を含む場合は語尾を伸ばしながら上げる(「思うど~」)、という微妙な使い分けがある。標準語の言い方では「~で」の後は「~で、~」と必ず話が続くが、広島弁で「~で」は「~で。」と話が終わるケースがあり、変わった言い回しの一つと思われる。「仁義なき戦い 頂上作戦」の小林旭最大の見せ場での名ゼリフ「広島ヤクザはイモかも知れんが、旅の風下に立った事はいっぺんも無いんで。」
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