ときつかぜとは? わかりやすく解説

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とき‐つ‐かぜ【時つ風】

読み方:ときつかぜ

【一】連語

ほどよいころに吹く風。時節かなった風。順風

「—おだやかに吹て万民太平を楽しみ」〈露伴寝耳鉄砲

潮の満ちる時刻になると吹く風。

「—吹くべくなりぬ香椎潟(かしひがた)潮干(しほひ)の浦に玉藻刈りてな」〈九五八〉

【二】時つ風が吹く意から、地名の「吹飯(ふけひ)」にかかる。

「—吹飯の浜に出で居つつ贖(あか)ふ命は妹がためこそ」〈万・三二〇一〉


ときつかぜ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 08:37 UTC 版)

名詞

ときつかぜ時津風

  1. ちょうど良い頃合いに吹く時節かなった
  2. 潮が満ちるときに吹く風。順風

成句

ときつかぜ

  1. 「吹飯(ふけひ)」にかかる枕詞


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